今日また食料品の買い物に行き、これを見つけて大喜びして買いました。

 

ちょっと見た目はアレですけど、しかもその外側の豚の腸の皮を剥ぐのが一苦労ですが、これは私の大好物です。

 

 

 

きれいに洗った豚の腸に香辛料と豚の肉や脂を詰めて干して熟成したもので、サラミに近いのですが、もっと深い味わい。

切るとこんな感じ。

 

 

 

これはイタリア製だそうですが、私が初めて食べたのは、フランスの田舎から普通の書類封筒に入って送られてきた、自家製のこれでした。

封筒を開ける前から匂いがすごくて、無理やり例えれば「親戚のおじさんが夏の日にはいた靴下」といった、よく税関を通ったなと思ったほどのものでした。

 

過去に、匂いはすごいんだけど味はおいしいと思ったのは、これと何かの木の灰に覆われたうウォッシュタイプのチーズと、外側がオレンジ色になるまで熟成された同じくウォッシュタイプのチーズです。

全部フランス製でした。

これらのチーズは、冷蔵庫を開けなくても近くに行くだけでうっとなるものでした。

 

私の嗅覚は犬並みなので、その匂いに慣れることはありませんでしたが、匂いと味とは必ずしも一致しないということを学んだ良い経験になりました。

 

今日見つけたこれ(正確な名前が分からない。ただサラミとありますが、私はそう呼びたくありません)は、匂いがあまりない分風味にも欠けて残念でしたが、死ぬ前に何かひとつと言われたら選ぶほどのあの封筒入りの「親戚のおじさんの夏の日の靴下のにおいのあれ」の味を思い出しました。

それとワイン1本お願いします。

 

 

 

 

 


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