先日、去年の入籍のことを書いたので、それについてもう少し。
日本でも、入籍は紙切れ一枚と言われるほど簡単ですが、アメリカでもものすごーく簡単。
前もって市役所で入手した書類に必要事項を記入して、予約も要らないというので、自分たちの都合の良い日に市役所へ行きます。
一応緊張してきちんとした格好をして行きました。
普通に他の人と一緒に列に並び、書類を出して、待てというのでそのまま他の人たちからめちゃくちゃ浮いた格好で待っていると、奥から毛玉のついたサマーセーターを着たおばさんが面倒くさそうに出て来ました。
おばさんは私たちを廊下に連れ出すと、簡単に自己紹介をして「はい、いくわよ」と、そのまま結婚の儀を行いました。
ホール並みの広さはあるといってもしょせん廊下なので、ひっきりなしに人が行き来し、興味深々で見ていくので気になって仕方ありません。
夫はもともと他人の目が気にならない人なので、ひとりでうるうるしていました。
5分くらいのものだったでしょうか、おばさんの名前も覚えていません。
拍子抜けするほど簡素で早かったです。
私たちの場合は入籍だけだったのでこういう経緯でしたが、たいていの人は結婚式をします。
一般的に結婚といえばウエディングドレス。
私としては、やっぱり一度は着てみたいような気もします。
このハロウィンにでも着ようかな。