夫が画家なので、個展があったりすると一緒に行きます(行きたくないけど)。
またしてもイメージ画像ですが、こんな感じ。
スマイルを顔に貼り付けて2-3時間過ごすので、顔の筋肉がばりばりに疲れます。
だいたいいつも、お客さんのために用意されたワインを飲みすぎてあまり記憶に残りません。
ただ私が最も嫌いなのは、「あなたもアーティストなの?」という質問です。
夫がそうだからといって、なんで私までそうかと思うのかな?
いや、質問自体より、「いいえ」と答えた後のあのシーンとした沈黙がいやなのかもしれません。
私の中では、アーティストと名乗るからには美大で6年勉強して、マスターディグリーを取って、その作ったもので生計を立てている人のこというという思いがあります。
それが、ここアメリカではそういうことをいっさい無視して、なんだか洗濯ばさみをどうかしたようなとか、「ああ、ねー」としか言えないような絵とかを制作しながら、「俺はアーティスト」と名乗る人の多いこと!
そりゃまた、それはそれですごいなーと感心します。
確かにその人が自分をアーティストというのなら、誰が文句をいえたものでもありません。
私も心意気を見習って、次から「はい、私もアーティストです」と言ってみようかな。
「どんなものを?」と聞かれたら困るけど。