日曜日。
いつもは「なんでまた」と怒りを覚えるほど朝早く、おっさん猫に顔をたたかれて目覚めます。
日中あんなに寝ないで、夜に寝てくれればいいのにと、人間の勝手な都合で思います。
ところが、今日は「はっ」と起きたら、8時でした。
「ね、猫はどうした、もしかして病気!?」と思って、寝室のドアを開けると、目に入った光景がこれでした。
実際は謎ですが、どうやら、昨夜エアコンをかけて寝たので、いつもより寝室のドアの開きが小さく、朝、ドアが閉まっていると思った猫が開けようとしてドアの取っ手に飛びついた時に、逆に閉めてしまったようです。
きっと数時間ドアの取っ手にジャンプしたり、ドアの下の隙間に手を突っ込んでみたり、大声で鳴いてみたりしたけれど、もんのすごくうるさいエアコンのせいで飼い主には聞こえず、疲れ果ててしまった、の図でしょう。
ドアと戦い疲れて眠る猫の顔を、いつものお返しに、つんつんして起こしてやろうかとも思いましたが、久しぶりによく眠った私は、寛大にも無視することにしました。