子どもの頃、図書館に行って外国のお話の本を探すのが好きでした。その中でも「シベリアの少女」がとても印象的。
黄色い表紙に繊細なステンドグラスのように色鮮やかな少女の絵にとっても惹かれました。
異国を思わせるイメージの挿絵と少女の旅、読みながら何度も出てくる「ウラル山脈」の場所を世界地図でその大きさに驚きながら夢中で読んで、何回も借りて読みました。
清く正しく賢くて勇気のある少女プラスコビアが好きで、物語の舞台である、当時はソ連だったロシアに想いを馳せていました。
とはいえ、細かいことは忘れてたので、この動画を見てまたいろいろ思い出したり、この物語が実話に基づいていたと知ってびっくり。
寒い冬だから、もっと寒い北国の物語が心に沁みる気がする。
最近はあまり本を読まなくなってしまったけど、こうして思い出してみると、本を読んで物語に触れることってすごくいいんだなって思う。