ポジティブシンキングって言葉をよく見た時期があり、そのころ友人がめちゃくちゃそういう人で、何があっても人生OKだよ!みたいな姿でめっちゃ明るく楽観的。
超古い言葉のネアカっていうのがピッタリ。
その言葉が流行ってたころ、多感な年頃だったし、タモリさんにネクラって揶揄されてたさだまさしが大好きだったし、ぶっちゃけネクラなので、めちゃくちゃ気にしてました。
言われないように言われないようにしてたら
「ネクラだよねー」
って言われて、ネクラの沼にまたハマるルーティン。
それがそう言われるのに吹っ切れたのがいつかは分からないけど、いろんな人たちとのご縁があって、少しずつネクラ沼の泥を払って来ました。
楽しいことや好きなことを素直に単純にそう感じるし、ネクラ時代に感じたそういうことに他人の目を気にしてもやったりしないです。
だけど、もともと?モノを一度咀嚼するクセがあるので、みんながいいからいい、という感じで空気を読んで振る舞うのが苦手。
カンが働いて瞬間的に咀嚼することもあるし、
めっちゃ咀嚼しまくって、深掘りしてまだ咀嚼して、思考のツボにハマるとだいたいネガティブなネクラ沼にいたり。
小さな生き物を愛でたり、ちょっとしたことをめっちゃおもしろがる人を見ると、ホントにそうなのかな?って、信じられない思いと、どこかで嫉妬して、もやっていました。
だけど、ものごとこねくり回す人ばかりじゃないな、って気付いたり、猫を飼ってたからか小さな生き物を単純に愛おしく感じたりする自分を発見すると、ほんの瞬間瞬間の感じたことを言葉にしたり、表現するのがめっちゃいいな、って思う。
先日某SNSである人のシェアを見てたら、その人の見える世界がちょっと見えた気がしました。
光が差していて、わちゃわちゃしてても、楽しんでても、どこかに大いなるものを感じている。
世の中本当にいろんなことがある。
楽しいことも、絶望的なことも。
そんな中でも、光がどこから差すのかを知ってたり、光を感じていたり、光に照らされた感覚を覚えていたり、それを自分の中に持っていれば思い出すことができる。
だからノーテンキだとか、バカらしいとか思われても、自分の中に善く生きたいと願う心や、小さなことを単純に楽しんだり、喜んだりして日々過ごしたいなと思うのです。
ポジティブシンキングってこういうことかな?
ネクラも進化しています!!
ネズミの進化/スピッツ
始めの気持ちをふりしぼり
予選で負けても立ち上がる
本音はこまごまあるけれど
ひざこぞうはらって 立ち上がる
言い訳するだけ悲しくて
涙しょっぱくても
いつか目覚めたネズミになる
進化のための長い旅に出る
さらに高いところへかけのぼるような
目覚めたネズミになる