というわけで、本日のスピッツ/草野マサムネのロック大陸漫遊記「ウェールズ語のロックで漫遊記」聴きました。
草野さん、ウェールズやウェールズ語の歴史の解説もしてくれて、さすがなのでした。
たしかに、ケルト系のウェールズだけど、アイルランドのロックにありがちな、民族音楽的な要素があまりない曲が多いな、って予習でも感じました。
今日の漫遊前の一曲(スピッツソング)は、
ウェールズの旗のシンボルが赤いドラゴンなのにちなんで、
「幻のドラゴン」
君に夢中で泣きたい ゆらゆら空を渡る
燃えているのは 忘れかけてた 幻のドラゴン
この動画の草野マサムネさん、めちゃかっこいいー。今もカッコいいけど、その年齢なりにカッコよくいられる人なんだなーって思います!
ちなみに、ウェールズの旗はこんな図柄。
幻のドラゴンの歌詞と被る感じの絵柄!
ルーツはめちゃくちゃ古い絵柄の旗のようですが、地元ではこの旗は愛されていて、我々は赤い竜である(直訳調w)と誇りにしているそうです。(ウィキペディア)
1曲目
Fleur de Lys - Dyma Ni
草野さん、別の Fleur de Lys を探していて、この曲に出会ったのが、ウェールズ語ロックを聴くきっかけになったと話してました。
2曲目
Endaf Emlyn - Hogia Ynys Mon
1970年代の曲。
ギターの音とリズムが軽快で、時計かメトロノームみたいな音がカッコいい。そしてオシャレ。
3曲目
Sidan - Doli Glwt
1974年の作品。
女声ボーカルのハーモニーとサウンドが軽快でキラキラしてる。
これは動画では見つけられませんでした。
英語バージョンはこちら
まだちゃんと聴いたことのない、The Alarmですが、名前は聞いたことがあるバンド。
活動は1980年代初めからしていたようです。
音的には重厚なロック。
5曲目
Catatonia - Gyda Gwen
これもちょっと気だるいかんじで、女声ボーカルと曲の雰囲気がオシャレ、でサウンドはロックっぽい。
1993年の作品。
6曲目
Y Bandana Dal i ddysgu
このアーティストは予習でフォローしていましたが、この曲は動画は見つけられなかったです。
言葉がやっぱり英語じゃないので、響きが違うけど、ロックの音には特別違和感なく、疾走感ある曲は
聴いてて楽しい。ワクワクします。
7曲目
Yws Gwynedd - Geni Yn Y Nos
この曲は、番組中で「今年一番の当たり!」と言っていた草野さん。
ロックサウンドで、ギターの音やリズム、音の作りがカッコよくて、センスを感じます。
この人は他の曲で予習で聴いたけど、それも特徴的で、ポップで印象に残るのだけど、
この曲はめっちゃカッコいいし、聴いてた曲とも印象が全然違うので、この人の表現の幅の広さというか豊かさを感じます。
才能ある人なのですね。
ちなみに別の曲というのはこれも(前のブログに別のを書きました)。
始めのMCがウェールズ語みたいです。英語と全然違うの分かります。
ウェールズ語のロック、予習のおかげもあって楽しかったです!
予習したので、私が聴いてていいな、と思うのと、紹介されてた曲の違いを感じました。
オシャレな曲が多いのと、そういった曲は女声ボーカルもあって、このような感じの曲も草野さんのアンテナに止まるのかな。
同じケルト系の、アイルランドのはもっと土くさいし、ドロドロして、バタ臭い印象だし、ウェールズの曲たちもオシャレというよりは、土っぽいなと感じていたけど、草野さんチョイスを聴くと、印象が変わる。
他のジャンルも選ぶ人によって曲が変わって、ジャンルの印象が変わるのかも。なんて思いました。
ちょっぴりタイムマシンのコーナーは、高畑充希さんの歌。
ロックサウンドに、パンチの効いたボーカルが彼女の印象とはいい意味で違ってビックリ。
カッコよくて、ちょっぴりうらやましいな。
今日は聴いてて楽しかったし、聴き方が違うんだなーっていうのも感じて、ロックの聴き方、頭で聴いているのかも、と思いながら一方で、ロックの音楽のことをもっと分かったら、もっと違う聴き方ができて、楽しそうだな、と思いました。