11月20日土曜日、久しぶりのsayaさんのリアルライブでした。
今回は二胡奏者、チェン・ミンさんとの共演!
二胡という楽器を実際に見るのも、演奏を生で聴くのも初めてでした。
ライブが始まり、秋色のシックな柄のワンピースのsayaさんがピアノの塩入さん、ベースの齋藤順さんと登場。
最初の椰子の実、ウタキの丘。
優しいメロディとsayaさんの澄んだ歌声の中に、熱さと力強さがあって、火の玉の直撃受けたみたいな感覚。
ウタキの丘の歌詞と、会場の光の感じがぴったりで、煌めく星と夜の暗い森、飛び交う蛍、蛍のような儚さ、生き抜こうとする熱い意志。
sayaさんの歌声、塩入さんのピアノ、齋藤さんのベース、一つ一つが一つの歌の世界になって届いた。
そして、チェン・ミンさん登場。
中国地方の子守唄
赤とんぼ
二胡の柔らかくてどこか懐かしい音色が、哀しみを含んだ日本の歌に彩りを添えていました。
sayaさんの歌声との二重奏がとても美しい。
何日君再来
蘇州夜曲
古くは李香蘭さんが歌った曲。
二胡の音色はこちらの懐かしく美しいメロディが伸びやかな音のように感じました。
sayaさんは日本語と中国語の歌詞で歌い、中国語の台詞も。日本語の歌詞は言葉がとてもきれいで、絵が見えるよう。
中国語の歌詞は意味は分からないけど、言葉が違うだけで曲の表情が変わるのを感じました。
チェンミンさんの二胡コーナー。
Feel the moon
二胡の雰囲気が先ほどとは変わり、現代的な雰囲気でチェン・ミンさんの世界が全面に出てきたよう。
もう一曲、中国の二胡の曲を演奏されました。
とても土臭くて、土埃が舞うような、草原を駆け抜けるような馬が見えるような異国情緒たっぷりで楽しかった!
休憩を挟んで後半。
sayaさんは白いロングドレスに衣装替え。
The fallen leaves
ジャズらしくて、めちゃくちゃカッコ良かった!
歌のあとのMCのコメントが歌とのギャップが sayaさんぽくて、ほっこり。
You raise me up
Miracle
Miracleでは、曲の前に手拍子のやり方が sayaさんから指示されて、2つのグループで別々の手拍子をするという、なかなかチャレンジングなことを会場中でしました。
ところが、3拍子の曲で手拍子取るの、難しかった!だけど私もギター弾くんだし、リズムの練習!!と手拍子取るのに必死でした笑
だけど、一緒に参加してるような気分になって、楽しかったー!
なんかそういう心遣いをしてくれたのかな?と思って、うれしかった。
チェン・ミンさん再登場。
お衣装がシックな黒からカジュアルな白に。
sayaさんと2人並んでまぶしい!
薄紅の春の中
因幡晃さんの曲に sayaさんが作詞した曲との紹介。
切ないメロディが因幡晃さんらしい。
メロディに乗った歌の言葉が、 sayaさんの声が、まっすぐこちらへ向かってくる。
アヴェマリア
月香夜
いつもの曲がチェンミンさんの二胡と混ざり合って、上に昇っていくような感覚。
大好きな、オリジナルの曲を sayaさんの歌声で聴くことができて、しかも生で。
アンコール
こもれび
気のせいか、 sayaさんの中に何か気持ちが湧き上がっているような、それでいて何かが深く入っていくような、不思議な感覚。
前回のライブから半年近くあったので、待ち遠しいライブでした。
配信ライブ、この間観てきたけれど、しつこいようですが、やはり音楽はライブが一番!
一緒にいるんだな、という感覚、包まれている空気感、身体に響く音、身体や心が震える感覚…
これがライブの醍醐味。やっぱり最高!
コロナ禍を経て再開したライブハウスでは、感染症対策が徹底されてて、決まりごとがいろいろ増えて、出演者の方との触れ合いも難しそうな掲示がありました。
ただ、今回はご挨拶に出てきてくださって、CDを買ってサインしていただきました!
近くで少しお話することもできて、とても嬉しかった!
sayaさんはご自身のYouTubeチャンネルや、雑誌や他のYouTubeチャンネルでも多く出演してて、前にも増して忙しそうなので、身体には気をつけてほしいな。
sayaさんの歌声とピアノが切ない歌詞とメロディに、この曲にとてもぴったり。
ライブの中で、みんなで乾杯した時、
「かんぱーい!コロナに負けないぞー!」
って sayaさんが言っていたのを聞いて、こんな言葉でみんなで励まし合うことが、楽しい時間を過ごす時でも、そうでない時でも、とっても大切だと気付かせてもらいました。
来月の配信ライブのあと、またリアルライブ、近いうちにあるといいなー。