先週の土曜日は誕生日でした。
仕事のない日の誕生日は何年かぶりなので、好きなことをして過ごそう、と東国三社(香取神宮・息栖神社・鹿島神宮)へ車で行きました。
君の青い車で海へ行こう
おいてきた何かを見に行こう
もう何も恐れないよ
そして輪廻の果てへ飛び下りよう
終わりなき夢に落ちて行こう
今 変わっていくよ
私の車は青い車
ハヤブサ8823号ではないけど
車のBGMはずーっとスピッツでした
ルートはこちらを参考にしました。
レイラインの話もあり、古代からある神社のイメージが膨らみます
そして自分で作ったルートはこれ。
あとこちらも参考に。
お参りの順番や食べたものとか、ほぼ被る
三社にはそれぞれ、一の鳥居が海岸や川岸にあり、古い参道が続いています。
今回は車なので、古い参道は辿れなかったけど、一の鳥居はすべて行きました。
こちらは香取神宮の一の鳥居。
津宮鳥居河岸。
利根川に面しています。土手を歩く人やサイクリングの人たち気持ち良さそうでした。
これは二の鳥居(?)奥に進みます。
香取神宮の拝殿。
なんとなく女性的な感じがしました。
お祀りされているのは経津主大神(ふつぬしのおおかみ)、神話では出雲の大国主命と国譲り交渉をした方です。男性の神様です

かわいい

行ったらちょうどお昼ごはんを食べていました。
実はここは神宮ではなくボランティアの方がお世話しているのだとか。
顛末にご興味がある方はこちらをどうぞ。
ここはとても清々しい空気に溢れていました

そして、東国三社のレイラインのことが書いてあるサイトにあった、鹿島神宮・香取神宮の元宮かもしれない、大戸神社(香取神宮の摂社)にも行きました。
こちらは大きなお社ではないけど、手入れが行き届いていて、大切にされてる感じ。空気がキラキラ
していました。

拝殿は小さなお社にしては装飾があり、格式のあるお社だと目でも感じます。
何より、この境内の空気感が、もしかしたら二つの大きなお宮(鹿島神宮・香取神宮)の元宮かもしれない清らかさ

お気に入りの場所になりました

その後は場所を移して利根川を渡り、茨城県神栖市の息栖神社へ。
ここは一の鳥居。鹿島神宮の南の一の鳥居でもあります。写真の背中が常陸利根川で、鳥居の向こうに見える鳥居は息栖神社です。
入江みたいになっていて、釣り糸を垂れている人たちも小春日和の日差しに日向ぼっこしてるみたい。
一の鳥居の左右に小さな鳥居があります。
鳥居の下から泉が湧き出ていて、忍潮井(おしおい)といいます。
左側が男瓶、右側が女瓶といって、井戸のところには鯉が泳いでいました





いよいよ息栖神社へ。
息栖神社は鹿島神宮の摂社でもあり、東国三社の一つ。主神は久那土神(くなどのかみ)。
境内の空気感は清々しい緑色っぽい感じ。
格式が高いお宮なのに、庶民的な雰囲気もあるのは、宮司さんの楽しい語りによる境内の案内のせいもあるかな

(いつもご案内があるのではなく、たまたまだったみたいです)
ここから本当は、鹿島神宮の一の鳥居(東西南北すべてにある)巡りをしてから鹿島神宮にお参りする予定でしたが、時間の都合で一番行きたかった東の一の鳥居へ行きました。
鳥居の後ろは防波堤で、その向こうは太平洋。
鹿島神宮の神様は海のかなたからやって来たことを示しているようです。
海の波と風と青空に癒される

サーフィンを楽しむ人たちもいました。
海側から陸側を見る↓
いよいよ鹿島神宮へ。
以前の大きな石の鳥居は東日本大震災で倒壊してしまい、今の鳥居は境内の杉の木材で作られたそうです。
境内は深ーい森の気に包まれていて、その深さは三社一のように感じました

鹿島神宮はお祀りされている武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)が神武天皇即位の年に鎮座したと言われているそうです。
古事記の国譲り交渉で、波の上に剣先にあぐらをかいて、大国主命に国譲りを迫ったあの神様が建御雷(武甕槌)大神です!
今年で2680年と垂れ幕が。門には白い幕が掛かっており、左側の通用門から中に入りました。
どの神社もコロナ対策で手水舎では、このようにひしゃくの代わりに竹の管から滴る水でお清めします。
鹿島神宮の拝殿へ。
江戸時代建造とありましたが、質素で意外と小さなお社。きれいな装飾があり、質素な中にも重みや風格があります。
手前の人は次の参拝を待っています。
ここでもソーシャルディスタンス。
自分の時は前の人がずいぶん長いこと神様に話しかけていたので、待ちながらイライラしてしまいましたが、それも神様が見ていると思ったら、こういう時にも一歩引いた目でいることが大切ですよ、と教えてもらっているように思いました
神宮の中はとても広く、人もまばら。
人が周りにいなかったので、マスクを外したら、めっちゃ森の香りが鼻から入ってきて、すっごく満たされました
そして、ここの鹿さんたちにも会って来ました。
低く響く太鼓の音がしますが、この日は境内でプロジェクトマッピングや演奏のイベントが夕方から夜にかけてあった日で、その音でした。
鹿さんはこれからおやすみタイムなのに、ちょっと気の毒に思いました。
こちらの鹿さんは、神宮でお世話をしているそうで、早い時間ならにんじんなどの野菜を直接鹿さんにあげることができるようです。
手水舎。清水が湧き出る場所がすぐ脇にあり、生では飲めないけど、煮沸すれば大丈夫らしく、汲んで持ち帰ることもできます。
鹿島神宮を後にすると、あっという間に陽が落ちたのですが、マップに沿って、鹿島神宮の一の鳥居巡りの続きをしました。
北の一の鳥居↓
真っ暗で人気がありませんでした

鳥居の側の由緒書によると、この辺りは神戸(こうど)の森があり、文字通り鹿島神宮の玄関口であり、4年前に改めて建立したそうです。
西の一の鳥居↓
ここも昼間に来れればよかったけど、水面に映る朱塗りの鳥居は幻想的

北浦に続く鰐川に鳥居は立っています。
お土産

頭の方で紹介したYouTubeの中で、東国三社参りのお守りを知ったので、香取神宮でご神紋のお守りをいただき、その後は、お参りごとにご神紋をいただいてシールを貼って完成させました

東国三社参りのオリジナル感があって、お気に入りです

大きくて由緒ある神社やお寺は奈良や京都のような西日本にいっぱいあって、歴史上、政治や文化の中心はあちらだったから、それは当たり前ですが、昔の都から遠く遠く離れた、東の海の近くにこんなに立派で格式のあるお宮がいくつもあることに、想像力を掻き立てられてワクワクします

朝から一日中気兼ねなく好きなことをやって一日を終えると、気持ちは清々しくさわやか

自分のご機嫌は自分で作ること、やればできる、感じることができて嬉しかったです

これも三社参りの御利益



今日の月支元命
(その人の自然界での例え、お役目)
宮本浩次さん
日干(オレンジの○) 壬(じん)
水性の陽
自然の質 海 大河
方角 北方
月支(オレンジの□) 午(うま)
火性の陽
季節 真夏
方角 南
真夏の海
ステージで「サンキュー、エビバデ!」と叫ぶ姿と被ってしまいますが、真夏の海の波は入道雲が沸き立つような強い勢いを感じます。
でも、二つの方角が北と南にあって、両方から引っ張られるような定まらない、落ち着かない感じがします。
(初心者のイメージで、誤りがあるかもしれないです)