いま書いておきたいので、かなり前の話。
ひとりで抱えきれないと感じた自分自身の悩みを信頼する人に相談したら、ひとしきり聞いた後に、その人からそういう話はすべて終わってからするものだ、と言われてショックだったことがありました





辛い時こそ辛さに耐えて自分を強くするチャンスだということなのだろう。
彼はいつもそうして来たのだろうし、その時はその悩みを全部受け止めてくれたし、慰められ励まされとても感謝しているけど、その時はただ話を聞いてほしかった

「辛いからとすぐ人に頼るのは未熟な甘え。自分のことは自分で何とかするのが大人の態度。やれる事はやったけど、どうしようもなくなったら、それを携えて助けを求めてくれれば、いつでも手を差し伸べるよ。」
みたいなメッセージだとその時は受け止めた。
実際その時の私は、混乱して助けを求めていたような状況だったので、相手が「全部終わってから」と言いたくなってしまったのかもしれない。
(その人は意地悪なのではなく、ストイックな人です)
その時は弱い自分を認めて貰えない、強くなければ受け入れて貰えない、と思って悲しくなった。
でも今思えば、他ならぬ自分が、その人に認められなければ自分を認められない、愚かな弱い自分を受け入れられない、と心の奥の方で感じていたからだろう、という気がする。
いまは当時よりはマシだけど、基本的にタフではありません。
イチローが相手に批判されたり嫌われるのが大好き、と笑顔で話してたのを見たことがある。資質もあるだろうけど、どう生きてきたか、ってことだろうな。
見え方?がまだしっくりしないので、ピンときたらまた書いてみよう。