私の母のお母さんとお父さん、つまり

私のおばあちゃんとおじいちゃんの話です


私のおばあちゃんは、2人きょうだい。

おばあちゃんと、弟です。


小さい頃、自分の叔母の家に

養女として引き取られます。


叔母さんに子どもがいなかったから。

(しかし、おばさんは独身だったと

母は言います。独身で、養女を引き取り

シングルマザーとして育てた)



引き取られた家で、折檻されることもあり

辛かったことでしょう。



そして、おばあちゃんは結婚するのですが

結婚相手は、7人兄弟の2番目、次男と結婚。



なんと、おばあちゃんの家に婿に入ります。



おばあちゃんを引き取った叔母さん

(私にとって、一応ひいおばあちゃん)が、

かなり強い人だったんでしょうかね。

「次男なんだから、婿でもいいでしょ」

って感じなのか、

おばさん(ひいおばあちゃん)が、

自分の姓を継がせていた。



婿に入ったおじいちゃん(母の父)ですが

従順なわけではなく

やはり婿になったのは嫌だったのでしょう。


自分の一族に固執する感じがありました。

(おじいちゃん系親族は結束が固い)



そんなおじいちゃん、おばあちゃんの間に

できた子どもは、女2人、男1人。

伯母さん(姉)と母(妹)、そして

母の兄です。



おじいちゃんは、

婿に入った自分の姓を

繋いでいきたくなかったということでしょうか


男の子が生まれますが、生後間もなく

亡くなってしまったらしいのです。




それにしても、

私の父も、母も、共に

『父親は自分の父の姓を継げなかった』

者同士です。


これ、

この文章を書いていて気づいたことです。



怖いですね。


都知事選に立候補された内海聡先生は

自分の家族と似たような家族を形成する


というようなことを動画で言っています。



本格的に内海先生のセラピーを受けたことは

ないので深くは理解していないのですが


こんなにも、

父方家系の祖父の苦悩と

母方家系の祖父の苦悩が合致しているなんて

性格が違う祖父達だったので

似ているだなんて

今まで思いも寄らなかったけど



父と母が結ばれた意味がなんとなく

分かってくる気がします。



ただ、

父方の祖父は、

自分の姓を下の世代に継がせたい。

(男を産んだ。その男にまた男を産んで欲しかった)


一方、母方の祖父は自分の一族にこだわり

婿に入った自分の姓を

下の世代に継がせたくない。

(男は生後間も無く死亡。女しか育っていない)


その思いで、男を産む側と女だけを産む側に

分けたのかもしれませんね