先日、何気なくYouTubeを開いたら


採卵の様子の動画が出てきたびっくり


ガチの手術室内です。


見る人は、覚悟を持って見てね




YouTubeのコメント欄見ると

割と前向きなコメントが多かったです。

「私も体外受精で我が子を授かりました。こんなにたくさんの人たちの協力があったのだと知って感謝です」みたいな感じの。



確かにそれはそうですね。



針で吸い取った卵子と卵胞液を

すぐに培養室に運んで、培養室内では

すぐに卵子を探す作業をする。


連携プレーだなー、人員もかなり必要だなー

とは思いました。



自分が採卵した時も、こんなふうに

たくさんの人たちが頑張ってくれたんだ


とは思いました。



が!




私は、


自分の体に、

こんなに負担かけちゃったんだ悲しい


と、胸焼けしそうな気持ちになりました。



最初は黄色い卵胞液が、

後半は血に染まり赤い液体になっていきます。


医師が膣から抜いた長い針には血がついていて

とても痛々しい。



採卵はもうしたくない


と思うと同時に、


「今までよく頑張ったね」

と、お腹をなでてあげました。

お腹を撫でてたら涙が出てきました




もう、採卵はしません。



こう思えるのも、

実際に体外受精を経験したから

なのかもしれません。


体外受精を経験しないままなら

後悔が残ったかもしれないので


やってみてよかったとは思っていますよ。



やったからこその心の変化も

きっとあるでしょう




オットとの話し合いでも

「もう体外受精はしないでおこう」

ということになりましたが


その後にこのYouTubeを見て



やはりこれはもうしないな



と、穏やかに思うことができました。





なんていうか、



『辞め時』とか『諦める』とかではなく


『体外受精の選択肢が

私の手からするっと離れて行った』


という感覚でした。




43歳になったら体外受精は保険適用で

できなくなるというリミットに

焦りを感じる時期もあったのに


不思議ですね