3回目の採卵周期。
毎日225単位のゴナールエフを
自己注射していたのですが、
これが実は、すごくすごく嫌でした。
注射が嫌い
痛いの嫌い
ってのじゃないんです。
不自然なものを体に注入するのが
恐怖なんです。
脳からの指令であるホルモンを
いじるわけですから。
本当はこんなことをしたくないんです。
それでも、授かるためにはこれしかないと
自分に言い聞かせ、
勇気を出して打ってました。
これまでのところ
半年に一度くらいのペースでしか
採卵していないのが救いですが
ブログを読んでいると、
何ヶ月も連続で採卵している人
たくさんいますよね。
読みながら、「毎月毎月こんなに注射して
大丈夫なの?」
と心配になりましたよ![]()
それが、自分がその立場になっている。
体の中に、注射で直に
薬液を注入する
こわくてこわくてたまらない
自力でホルモンが出なくなるのでは?
将来的に、癌になりやすくなるのでは?
だって、豆乳を毎日のむだけで、
豆乳がホルモン類似物質だから
婦人科系のガン
(乳ガンや生殖器系のガン)に
なりやすくなると言われてるのよ?
針を刺すのなんて怖くない。
でも、針を刺した後、薬液を注入するのが
こわくて顔をしかめながら打っていて。
実は1、2回目の採卵周期は、
そこまで嫌だとは感じてなかった私。
初めての採卵の時は
「この一回きりできっと妊娠する」
と思っていたわけで。
初回の採卵で全滅したわけですが、
2回目の時は「次で決める!」と
意気込んでいたのもあって。
でも、移植で2個の卵を失い
不妊治療のゴールが遠く感じてしまった私は
終わりが見えないまま3回目の採卵のために
自己注射をするのが、本当に怖くなった。
今回で終わらない気がしたからです。
そうすると、この先何度も
体に薬液を注入し続けるの?
私の体、大丈夫?
そんなことを思いながらの自己注射。
採卵結果にも、そのネガティブ感情が
反映されていたように思います。
嫌だ嫌だと思いながら卵を育てようとしても
育つものも育たなくなるよね
注射を打つのが嫌だ
(=卵を育てるこの作業が嫌だ)
という感情なんだもの。
何年も不妊治療をしている方にとっては
「たった3回で」と思うかもしれませんが
元々不自然なことが嫌いな私は
(薬を飲むのも嫌だし不妊治療をして子どもを授かることにも疑問を感じていた)
最後の砦のつもりで
藁にもすがる思いで体外受精に進んだのです。
ところが、
最後の砦を何度もしなくてはならないなんて。
顔をしかめながら自己注射する様子を
見ていたオットは
もうやめてもいいんじゃない?
って思っていたそうです
