母の引っ越しから半年後。



元日に起きた、あの北陸の地震。



実家は北陸です。

震度5。

すごく揺れたそうです。



でも、母の身一つを案じていれば良いので

連絡が取れて無事が確認できた後は、

遠く離れたところに住む私としては

本当に安心しました。

(同じ市内に住む姉はよく母のところへ

行って様子を見たりご飯を一緒に食べたり

してくれました。姉には本当に感謝🙏)



物も少ない生活なので

壊れた物もあまりなかったのです。




あの実家のままだったら、

大きな本棚や食器棚が倒れ

瓦もたくさん落ち、二世帯で繋がっていた

おばあちゃんちの方は2階が

崩れていたかもしれない(かなりボロかった)


家が崩れたら、工事の手配、保険関係など

処理は山のよう。


水道管、ボイラー、エアコンが壊れたとなると

その処理も母が手配しなくてはならない。





そして大雪が降りました。


隣の家に雪が落ちたら、という心配。




これらが、母がアパートに引っ越すことで

全くなくなったんです。


実家は2023年秋には解体済みでした。



雪の心配は不要。




地震により

アパートの温水器が壊れたが

大家さんに言うだけで、

点検も温水器の手配も全て大家さんが

してくれます。


腰の悪い母は、自分の身だけ案じていれば

それで良いのです。




あの実家暮らしのままだったらと思うと

ゾッとします。



母が

執着を持たず、これからのことに目を向けて

早くに行動を起こしたことで

私や姉も、

母が1人でいる時間も安心できます。



私も母を見習って

身軽に生きていかないとな、と

思ったのでした。