悲しみを集めると

 

 

 

 

透明に輝く僕の悲しみを集めると

 

涙の川になった

 

高原の夜に見る星たちのきらめきより

 

深く

 

冷え冷えとしている

 

涙の川でおぼれたものは

 

やがて気づくだろう

 

愛は夢にて

 

はかなくもろいことに

 

 

 

9月の雨には木犀の香りと

 

悲しみがよく似合う

 

 

 

僕の悲しみを集めると星くずになった

 

花火の夜に見上げた星にもなれず

 

やがて消え去ってしまう星くずになった

 

愛は言葉と同じで

 

いつもむなしくひびいて消える

 

残るものは記憶だけだ

 

記憶は証拠とはならない

 

 

 

9月の雨には木犀の香りと

 

悲しみがよく似合う

 

 

 

 

悲しかったな

 

もうどうしようもなく悲しかった

 

すべてを投げ捨てたかった

 

元はと言えば、自分が悪かった

 

自分の幼さが彼女を傷つけた

 

幸せでいてくれたらいいと心底思う

 

この後、しばらく暗い詩が続きますよ

 

うんざりしたところで

 

気分を変えて、きなこ画像

 

 

image

 

 

人の腹の上で踏み踏みしてイカ耳になるきなこ