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Sixth sence

人とつながり自分のセンスを磨こう。

動物を愛し、学ぼう。
そこから人を愛し、叱咤出来る人間になろう。

そしてアーティストの人生を目指す。


犬と共に。

芝居を始める前。
盲導犬協会で働こうと思っていた。

災害救助犬などの部類で働けたら。そう思っていた。

愛玩犬は確かに可愛い。
もちろんそれでいいのだけど。
犬本来の躍動感、本能を生かしたい。

もっと強いパートナーシップ。

俺にとって「共に生活する」そこに生まれる物があり。

エキスパートの犬種を作り出した人達はすごいと思った。これは人智を超えてるような気がする。

そこに行き着くまでに沢山の犬の犠牲があったことも知ってるし、残酷であることには変わりはない。全てがいいことだけじゃないことも知ってる。

その土地、職業、人の生活に合わせた犬種が「生きた道具」として人間のために、この世に作り出された。そして犬は大きな愛で「パートナー」になった。

以前、保護犬ボランティアに少しの期間参加させていただいた。
そこはイングリッシュセター、ポインターなどを専門に扱うボランティアで
初めはイングリッシュセター、ポインターは街中では見かけないのに何故こんなにも保護犬がいるのだろうか。と思った。10頭近くちかくいた気がする。

街で迷子だったんですか?と聞いたw

狩猟犬だった。
山で迷子になってしまって保健所に捕まってしまい、飼い主が出てこず、その代表が引き取るという形で増えていきボランティア団体が出来たという形だ。

迷子を防ごうとしない人達もいるし、本当に迷子になってしまう犬もいる。
そして嘘か誠か囁かれたのは「猟犬は迷子にはならない。」つまり迷子になる犬は猟犬ではないからいらないという見方。だから引き取りに来ない。との言葉。

(ほんの一部の猟師さんがそうだということです。当たり前ですよね。ほとんどの人がそうだったら相当な頭数になってしまうわけだし。猟師さんは生と死の光と闇の部分を目の当たりにしているはずだし山に入れば人智を超えた物があり「感謝」しているはずですから。)

ボランティアの代表が言った言葉。

「探して探して見つからなかったら最後の最後は私が助ける。」

そしてブリーダーから見捨てられた犬達までも。
ブリーダーを叱り、二度とブリーディングさせないと約束させたり。

人間が無理やり作った命。
心ない自分本位の飼い方。

それを自分の心の底に沈ませて、走り回る。
素晴らしいと思った。

難しいのは3つ。
人間への不信感を溶かす。

人を見極める。
猟犬を愛玩犬にする。

違う犬も沢山いるが保護犬の目は人に対して不信感を抱いている。人間をジャッチする。警戒する。人間に何されるかわからないというネガティヴな気持ち。見捨てられ、仲間の犬が殺されるのを察知し、自分の死を待つ状態でまた違う場所に移され、いろんな人が来るが散歩もさせてもらえるでも猫や鳥を見るとスイッチが入る。人間でもしばらくは混乱すると思う。犬だからこそ立ち直れるのかもしれない。

だから保護犬一頭に対してやるべきことは物凄くある。

この時から思っていた。

犬にやりがいを持たせたい。
そんなこと求めてないのかもしれないけど
その犬種の本能や特性に合わせて救助犬や介護、そしてもう一度人間とのパートナーシップを作る場を構築したい。そして人間と動物が住める物件や犬のしつけ教室や飼い主のしつけ教室。訓練や問題行動や病院、ボランティア団体等譲渡の約束事の統一。
動物と触れ合えばもっと人は豊かになるし助け合うことが出来ると思う。いろんな事を総合案内出来るそういう場をつくりたい。

動物と触れ合いたい人達はここに来れば触れ合える。たったそれだけでもいいと思う。

お金で買った=自分の物

この概念が崩れれば相互してパートナーシップをつくりあげれると思う。

誰のものでもない動物達と自分との共存。

絵空事を言ってるのはわかっているのだけれども、やってみなきゃわからないしね。
やらなきゃ出来ないし。

そして俺のやりたいことは何でか全く金にならないこと。


マヒナは、、、愛というお金をくれてるね。

ありがとう♪(その目w)