テレビっ子
ウチはあまりTVつけない。
みんなのブログの方が面白いもんね。
けど朝夕の食事中などはPCの前に座ってないので
なんとなくつけてる感じ。
そのまま見入ることはほとんど無いし
こざるちゃんもTVは無関心なタイプなんだけれど、
今日の夜は洗い物してる間、ふと気付くと
こざっち「渡る世間は鬼ばかり」をじっと見てた。
「すまんね、そんなに興味があるなら毎週見せてやればよかった」
「いいの、こざる1週間も前のことは覚えてないから」
「それ、人間の脳味噌でも登場人物覚えきれないらしいしね」
TVを消してPCの前に座ると、PC横のTVの上に
こざるちゃんがやってきた。
「見れるし座れるし、TVって便利だよね!」
北京ご報告
「ねーねー、中国語、通じた?」
「意外といけたと思うんだよねー無いよりマシ程度に」
「よかったね!そんで結局なにして来たの?」
「京劇を観たよ」
「こざる、この頭のハネ飾りで遊びたいよ!」
「あと、古い町並みを人力車観光してきた」
「あ、ワンコ!ワンコいる!」
「ガイドのペキニーズで球ちゃんだよ
北京もちっこいワンコブームで、
一番人気はペキニーズなんだって」
「スゴイね!ガイドさんできるなんてスゴイね!」
「あとは昔のお金持ちの邸宅でお茶を飲んだり」
「こざるココに住みたいよ!」
「あっついのでジュースを飲んで休憩したり」
「何コレ!なんかオイシソウだね!」
「結構みんなが注文してて私も気になって
飲んでみたけど、ただの飲むヨーグルトだったよ…」
「えー茶色い色なのに」
「ジュースの色じゃなくて入れ物がこういう色の陶器なの」
「変なの!」
「そんで月餅買って帰ってきた」
「どっかで見たことある絵だね」
「スタバだよスターバックスコーヒー!
月餅は今の季節しかない中秋節の贈り物で、
バレンタインデーみたいなもんだからあちこちで売ってるんだよ」
「他に何買ってきたの?」
「お茶色々」
「そいからコレ」
「なんでっ!?」
「いや…今中国で売り出し中だって」
「日本のと違うの?」
「中国向けに頑張ったって話なんだよねー
色は黄色くて、味も何か違うんだけど…
もっと舌のいい人と一緒に食べるべきだったかなぁ」
「もうできてるし!」
「あとレシピ本」
「作るの?」
「その前に訳すのだ!」
帰宅
「ただいまこざるちゃん!!」
「おかえりなさーい!ゴホウビ!」
「ちょっと待ってね~じゃあカンカンとマタタビね~」
「ぺきんだっくは!?」
「そんなイイ物は私も食っとらん!(キッパリ」
「えーっ!じゃーオミヤゲはどうなるのっ」
「これがこざるちゃんへの土産だ」
「えっっっと…どこに行ってきたんだっけ?」
「うっさいよ!
ちゃんとこのレトルトフードのパッケージは漢字表記だ!」
「このお皿、ホンモノの魚がいいよ」
「ていうかシッターさんからご報告を頂戴したところ、
キミなかなか食欲旺盛だったらしいじゃないの」
「シッターさん正直だよ!」
「そこは文句付ける所じゃないだろう…
それから、シッターさんのブログの記事 にしてもらえたぞ」
「こざるが可愛かったからだね!」
「そこはうぬぼれる所じゃないだろう…」
「じゃあじゃあ、オミヤゲはそれでイイ事にしてあげる!
だから抱っこして!!」