多頭崩壊レスキュー報告【１】保護までの経緯

≪保護までの経緯≫

現在、多頭飼育崩壊現場の猫たちのための費用の、ご支援のお願いをしております
（振込先が分かりやすいように記事の先頭にしてほしいとのご要望、ありがとうございます）

頂いた支援金は

この多頭飼育崩壊現場の猫の医療費・家の中の衛生のための費用にあてます

感染症の治療・内寄生虫駆虫、通院、

多頭飼育崩壊家屋の除菌、部屋の駆虫、布・カーペットの取り換え、猫のフードなど

（頂いたご寄付、使った費用の明細は追ってご報告していきます）

ご支援金お振込先

金融機関：ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行からのお振込

記　号　：10000

番　号　：5868601

口座名義：保護ねこ広場にゃん福（ホゴネコヒロバニャンプク）

他行からのお振込

店　名　：００八（ゼロゼロハチ）

店　番　：008

普通預金　

口座番号：0586860

動画のチャンネル登録やSNSでの拡散などもお願いしております

ご無理のないよう、どうぞよろしくお願いいたします

≪保護までの経緯≫

1年ほど前、
日野市包括支援センターからご相談がありました

猫がたくさんいるお宅があり
ヘルパーさんも行きたがらない状況で
なんとかできませんか
と・・・

当事者の方は無職で年金暮らしだそうです
お宅に伺い、不妊去勢手術の必要性をご説明し
動物病院に何度も不妊去勢手術の予約を取りましたが

何度もキャンセルされてきました・・・

今年に入り、
当事者の方は弱っている子猫が心配で、
きもと動物病院につれていったそうです。
その時に先生からのアドバイスがあり
今回の訪問を受けいれてくれました

一部の猫は家の中と外を自由に出入りしている様子
お外に出て、交通事故にあってしまった猫もいます

一命はとりとめましたが治療には多額の医療費がかかり、当事者の方はお金を捻出できない為、にゃん福゜で保護し、治療中です

事故猫くんの経緯

室内に入り猫たちの状況を確認します
お部屋はゆかがなんだかじっとりしています・・・
ねこたちはみな目がしょぼしょぼしており、体調は良くなさそうです
猫たちは初対面の人間にも動じないのか、動きたくないのか、なんだかおとなしいです
ひとなつこい子もたくさんいます。
可愛がられてはいるので人間のことは大好きな様子です

生まれたばかりの子猫もいました

当事者の方は猫たちがとても可愛くて、
可愛がっていて、
動物病院にも連れて行きます
しかし
たくさん生まれて、たくさん死んでいると言っています・・・

月齢の違いそうな子猫がたくさんいます

普通は一度に５匹前後出産しますが

大きい子ほど、同月齢の子が１～２匹しかいません・・・
１～２匹しか生き残れていないのでしょうか・・・

いま居る猫の数は５０匹ほど・・・

当事者の方の気持ちが変わらないうちに
あまり調子のよくなさそうな子猫たちを保護してきました

きもと動物病院さんで診てもらいます
真菌

（カビの一種。完治に時間と手間がかかり、痒い）や
カリシウイルス

（ワクチンで防げる猫風邪だけど、ワクチン前にかかってしまうと一生残ってしまい、免疫が落ちると症状が出てしまう）、
ノミ、コクシジウム

（寄生虫）に感染していました

動物病院の先生も、このままもとの家に帰してしまって
子猫の消息がわからなくなってしまうのを心配しています・・・

食欲の無い、症状の重い子猫は入院し
あとはミルクボランティアさんのもとで治療に専念することになりました

しかし、治療が間に合わなかったのか

先天的に異常をもって生まれてきてしまったのか
とくに小さい子猫の３頭はまもなく亡くなってしまいました・・・
ミルクボランティアさんに見守られて旅立ち、府中の慈恵院で合葬しました

正直、いつ体調が急変して亡くなるかわからない状況で
ミルクボランティアさん方は、毎日の体調管理に目を配り
真菌やコクシジウムなどの感染症への対策と、
毎日のお薬を頑張って、愛情いっぱいに育ててくださっています

このとき保護した子猫たち