エシャ愛子です。
感情は出すことが大切。
抑えこんだり
溜め込んだり
知らんぷりしたり
この感情は良い
この感情は悪いと
ジャッジして
出すか出さないか決めたりすることは
自分を否定することになりますから
だんだんと苦しくなってきます。
人間生きていたら
いろんな感情が当たり前に湧くのです。
悲しくなるのも
腹を立てるのも
喜ぶのも
やさぐれるのも
自然で真っ当なことです。
それを
「こんなことで怒ってはいけない」とか
「いつまでも悲しんでいてはダメだ」とか
「喜ぶのはまだ早い」とか
「やさぐれてんじゃねえぞ」とか
自分に言ったり
お節介に他人に言ったりして
感情を抑え込もうとするから
おかしなことになるのです。
感情は思考の排泄物。
思考すれば自然と出てくるものは
外に出さなければ溜まっていくばかり。
出し方が問題で
人にぶつけたり
周囲に撒き散らかしたりせず
その都度スマートに出せば良いのです。
嬉しい、楽しいといった感情は
他人に悪い影響を及ぼすものじゃありませんが
恐れや
怒りや
妬みや
悲しみといった感情は
影響を受ける人
引っ張られる人がいますから
出す方は注意が必要です。
だけど
注意を払って感情を出す人は
少ないように思います。
SNSを眺めていても
怒りまくってる人もたくさんいるし
何かにとても恐れている人
絶望している人もいます。
それを読んで
つられて怒る人
つられて怖がる人
つられて絶望する人もいて
それも自然なことなんですが
あまりにも
他人の感情に影響を受けている人が
多いような気がするのです。
いいねボタンは共感のしるしだろうし
「私もそう思う！」
と思ったらリポストするだろうし
みんなの気分で株価だって上下するし
影響力って
どれだけ感情を揺さぶれるかって
ことでしょうから
恐怖や不安を煽ってなんぼ
テンション上げてなんぼ
他人の感情を振り回してなんぼの世界
なのかもしれませんが
そういう世界だということを
自覚していたいと思うのです。
誰かが「危険だ！」と言ったとしても
脊髄反射で
「うわ！危険なんだ！怖い！」となるんじゃなくて
何がどう
どんな人にとって危険なのか
自分で調べないと
自分にとって本当に危険かどうかなんて
わからないでしょ？
「包丁は危険だ！」
と誰かが言ったとしても
そりゃ危険な使い方もあるけど
安全に便利に使う方法はあるし
私たちの生活にはなくてはならないもの。
「この塩は安全だ！」
と誰かが言ったとしても
摂り過ぎたら具合が悪くなるだろうし
その誰かが知らない
危険があるかもしれない。
だから
他人の判断や
他人の主観
他人の真実
他人の感情なんて
本当に要らなくて
自分の目で事実だけを真っ直ぐに見て
自分で情報を取りに行って
その情報を精査して
自分の頭で考えて
自分の責任で決断して
自分の手足を使って行動しないといけない。
今
東京都知事選についての
Xでの様子を見ていても
これみんな自分の目で見て
自分で調べて
自分の頭で考えて
自分の責任で発言してるのかな？
誰かの言うことを鵜呑みにして
少ない情報だけで判断して
そうだそうだと
言ってるだけじゃないのかな？
なんて思ったりします。
人前で
自覚的に感情を出す人は
他人に何かしらの影響を及ぼしたくて
自分の利益のために
その感情を表現しています。
強い口調で
怒りを表現したり
知らないと損するよ
このままでは不幸になるよ
と不安を煽ったり
これしないとあなたの家族に危害が及ぶよ的な
脅迫に近いものだったり
テレビもネットも
そんな人の感情を揺さぶるようなもので
溢れかえっているけど
自分にとって
正しい判断を下すためには
冷静さが必要です。
何度も言います。
感情は排泄物。
出さなきゃ病気になるけど
人にぶつけるもんじゃない。
他人を振り回すものでもないし
自分や誰かの排泄物に
溺れてたってしょうがない。
じゃあどうやって出したら良いのか。
自分の中から湧き出る感情を
ちゃんと認めてあげることです。
腹が立つよね。
不安になるよね。
悲しいよね。
それは嫌だよね。
もちろん
嬉しいね。
楽しいね。
こういうの大好きよね。
幸せだね。
満足したね。
どんな感情も
自分でちゃんと観察して
味わったら良いのです。
本来ならば
他人の承認は必要ない。
だけど
「認めて欲しかった！」
という幼い頃の感情が残っていると
他人の共感が欲しいとか
影響を与えたい欲求となって現れます。
それが良いとか悪いとか
言っているのではありませんよ。
ニンゲンって
そういう生き物
というお話です。
昨日の奈良市の日中の最高気温は29℃
更年期障害のホットフラッシュを抱えて
着物で歩くのは、そろそろむりぽ。
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