ほのぼのしたのが読みたくて手に取ったのが群ようこさんの「れんげ荘」。

 

お仕事が嫌になり会社を辞めて、貯金から月10万円を切り崩しながらボロアパート「れんげ荘」で生活をする45歳独身女性のお話。れんげ荘の住人とのほのぼのとした人間関係がたまらなくいいです。

 

物語に起承転結はなく、ただただボロアパートとか図書館とかカフェで静かな時間が流れていくだけ。

 

世間一般の物差しを完全に無視して自分の価値観の中で生きていく主人公、爽快です。

なんだかコンビニ人間に似た読後感?

性別も世代、環境も違うのに楽しく読めました。