こんばんは。
金曜のダウは雇用統計が前日に予想を上方修正されたというのに、従来の予想通りの結果で、結果的に予想より悪いが、QE3期待の後押しにはならずにダウは約1%の下落。ただ寄り付きに近い水準で下髭をつけて引けたので、底固いという見方もできます。
大証ナイトは80円安の8940円ですがシカゴは8995円まで戻していて、月曜は9000円の攻防からの始りでしょうか?
シグナルは売りシグナル。
ユーロ円が大きく円高に動いてダウも1%下げたことを考えれば、もっと下げる理由はありますが、この逆光の中9000円を回復もしくは維持できれば、底固いという見方ができます。
金曜の現物の終値が9020円程度なので、プラス推移するか?と考えると考えにくいですが、外部環境が悪い中、日経が買われれば日経の独創相場になる勢いを感じられそうです。
普通に考えれば、それなりに下落する外部環境や下げる理由付けもあるので、前場の終値がTOPIXベースで1%にギリギリ届かない水準で引ければ、一段安もありえると思いますが200日線が8950円付近まできているので、下に行くポイントとして月曜は8950円を割り込むかもポイントです。
先週の週足や現物の4本足ベースで見ると陰線ですが、先週末比ではそこまで弱くなく難しい現状というのが今の位置ですが、週間のポイントとしては2つ。月曜に上に行くか、下に行くか?あとは日銀の会合をどう評価されるか?
少なくても、ここ数営業日で中期的なトレンドが読みやすく動く可能性が強いとい思います。それが上か下かといったら現状では五分五分な気がしますが・・・
日銀も今回は追加金融緩和は無いというのが大方の見方だったはずなのに、相次ぐ世界の金融緩和の流れで日銀も今回、追加緩和を打ち出すか否かという声が聞こえはじめ、ここ数ヶ月の日銀の政策金利決定会合の日のザラバの印象を思い起こすと特に個人は買いづらい展開になりそうです。
そういう直近残ってる印象を逆手に買い仕掛けが入る考え方もできますが、金融緩和を市場にポジティブに捉えるかネガティブに捉えるかというのを判断するのは非常に難しく感じてます。
ただ、月曜の早い時間帯の動きが弱ければ木曜に昼前までの下値余地でも9800くらいまでは期待できるので、ある程度は週明けは売りませんで見ていきたいです。
逆に9000円の底方さを示す展開になれば週間で9300円くらいまで上値余地も見えてくると思ってます。
月曜の作戦としは、売りでは9000円の上値の重さがある中での8990円8880円くらい。もしくは200日線を割り込んだ8940円あたりの売り込まれた水準。
逆に買いたいポイントとして9000円が底堅いと見える展開。
もし9000円買い板・売り板が頻繁に入れ替わる水準ではINしたくないですが、そこから動いた方向へは順張りをしたいです
今週は日中値幅の拡大も期待できると思うので慎重に週のスタートを切りたいです