気持ちが落ち着いてきた。
というか ジタバタしてもはじまらん という気持ちになった
まだ良性の可能性も十分にあるのに
やれ乳がんだ
やれ放射線治療だ
などとわいわいしても仕方がない
検査の結果に従って その時点での選べる選択肢の中から選んでいくだけ
もしかして入院とかいうことになった場合に慌てないよう
今できることをちょっとずつやっていく
たとえば
仕事の引継ぎがスムーズになるように相方に進め方の説明
傷病手当を受けるには
保険の確認
限度額適用認定申請
仕事についてはまだ入院とも決まってないので
気付かれないような程度で進めていく
「ちょっと手を貸して」などと言って手伝ってもらい手順を知っておいてもらう
これは別に入院せずとも手伝ってもらいやすくなるのであれこれ気が楽だ
傷病手当はあんまりにも休むことになりそうなら適用してもらうことにする
手続き自体は難しくないので書類はそっとダウンロード
保険はおととし見直して掛け捨ての1200円の三大疾病特約をつけた安い医療保険に切り替えておいた
1200円×12か月 < がん一時金 の年齢になったし
今切り替えないとなんだかいかん気がするという胸騒ぎに突き動かされてある日突然切り替えた
あの日の私の動物的感 よくやった。
仕事を休んでも15,000円/日 は独身には心強すぎる
おまけに年末調整で控除もあるし実質年間10000円弱
保険屋の先輩に
「高い保険要らん 自家保険(保険払ったと思ってその分貯金)と掛け捨てのやっすい県民共済みたいな医療保険ひとつ入っておけ。がん特約の一時金は治療の際に一歩踏み出すためにあると選択肢が増える」
もし乳房全摘となったときも、数年前は再建は保険適用されてなかったから幾分高額になり
そのときにお金であきらめることになってたかもしれないことも考えられるので
一時金はやっぱり嬉しいと思う。
なにが一番うれしいって健康なのが一番で保険使わないのが一番だけどな。
だが最悪の中での最善を尽くすのも大切なことだ。
限度額適用認定はマイナ保険証で申請不要になったそう
次の受診から早速やってみることとする
世の中便利なことばかりだ
急に入院じゃ となってもスーツケースに入院セットはいつも入れてある
タオル
靴←意外と重要 健常者が履く靴は入院時はめちゃくちゃ重くて履きにくいしスリッパ不可
下着(使い捨てが災害用としても良いかも)
お箸等食器類
この辺 一人旅でパッキング慣れしてて本当に良かったと思う
10日間海外旅行をするのと同じような持ち物でちょうどいい
本当は洗濯洗剤の個包装も入れておくのもいいけど 病院で買えるし
そもそも洗濯するぐらいの衣類出ないかも
靴下は数足であとはレッグウォーマーとかが良い気がする
準備万端
くるなら来い
でも
どうか骨折り損のくたびれ儲けでありますように。