先日ハローワークの求人を見ていたら、2件ほど興味のある仕事が掲載されていた。

 

1社は、海外と取引するIT系の仕事。

もう1社は、経理事務的な仕事。この仕事にも語学力が必要との記載があった。

 

私的には、IT系の仕事のほうに、強く興味をもった。できればこの会社に入りたいと心から思った。

 

私はこの2社に応募し、幸いなことに2社とも書類選考が通り、一次面接を受けることになった。

 

先日、IT系の仕事の一次面接を受けてきた。私は、カニューレの蓋をしたまま長時間(自己紹介など)しゃべると、息継ぎに時間がかかって相手を待たせてしまうため、今回の面接ではカニューレの蓋はしないで、気管切開の穴を指で押さえながら話して、面接を受けた。

 

それが、先方の会社にはよく思われなかったのかもしれない、面接結果は不合格だった。

 

私はひどく落ち込んだ。転職活動を始めてから、これまで何十社と求人に応募してきた。でも全部が全部不合格。

 

私の履歴書から映る私は、自分が思っているほどできる人間ではないのかもしれない。。。自分としては、ある程度責任を任される仕事に就きたいのだが、本当の私は、自分が思っているほど能力がないのかもしれない。。。

 

つい先日まで翻訳の勉強をしていたが、本音を言うと、私は「英語を使って海外と取引のできる」仕事がしたいのだ。国内で完結する英語を使った仕事には、本当は興味が全くない。例えば翻訳業務とか。。。。

 

その自分の本音に気づいて、私は翻訳の勉強をする気力をなくした。

さらに、翻訳の勉強が終わって私が本当に翻訳の仕事をしたとしても、契約社員になる可能性も高い。私は契約社員にはなりたくない、正社員として仕事がしたいのだ。

 

私は欲張りなんだろうか。

 

でも、冷静にみたら、たかだか私は病人。言葉にも不自由が残っている。こんな障害を抱えた私を採用してくれる会社なんて、本当にあるのだろうか。。。いつか見つかるのだろうか。。

 

今私は、ひどく自信をなくし、翻訳の勉強をする気力も失せている。私がやってきた社会人生活約20年間は、こんなに評価に値しないものだったのか。。。

 

もう1社の一次面接がまだ残っている。それが終わったら、私はまた気分を入れ替えて、翻訳の勉強を始めなければ、、、と今思っている。