先日、今年の漢字のニュースが流れていた。今年の漢字は、"金"とのこと。オリンピックで金メダルラッシュだったり、コロナの飲食店への補助金などお金にまつわる話題が多かった為らしい。

私にとっては、今年一年の漢字は、ひたすら"病"。病に悩まされてきた一年だった。

一年前、病院で迎えた2021年。まさか、私の2021年が"病"の一年になるとは思ってなかった。まだ抗がん剤治療も放射線治療も始まっていなかった頃。私の癌がステージ4まで悪化していたとは知らされていなかった頃。

私は、治療により癌は必ず"完治"すると思っていたし、退院したら、すぐに働けるようになるだろうと信じて疑わなかった。医師からも、後遺症が残るなんて、全く聞かされていなかったし。まぁ、主治医もその時は、後遺症が残るかどうかなんて、わからなかったんだろうけど。でも、治療後も、医師からは、明るい話しかされなかった。

でも、退院後、なんだか様子が変だと気付く。全然、気管切開の穴は防げそうにない。喉につけているカニューレも、一応"スピーチカニューレ"と言って喋れるタイプにはなっているが、私の場合、喉のむくみの影響で、フルにはその機能が使えていない。部分的に喋れるだけ。自宅にいる分には、これでも問題ないが、これが来年働く事になったら、うまくいくのだろうか。

なんだか、私は今後もずっと、毎年毎年、今年の漢字は"病"になってしまいそうな気がする。

本当、癌って厄介だ。どうか来年もその先も、喉頭癌が再発しませんように。私が再度、喉頭癌になってしまったら、治療法はあるんだろうか。声帯を全摘になってしまうんだろうか。神様、せめて今生き残っている片側の声帯だけは温存させてください。。。

今年一年も、自宅療養とは言え、色々あったなぁ。緊急受診も2回してしまったし。肺への遠隔転移も起こったし。2週間程度ではあるが、再度入院も経験したし。

来年も、病で何か起こる事は覚悟せねば。病がいい方向に向かえばいいなぁ。

後、来年は、経済的なことでは、収入手段を確立させないといけない。これがどうなるか。今はただ、非常に不安ではある。

まだ今年を振り返るまでには時間がある。今年が終わる大晦日までは、とにかく今を一生懸命生きていかないと。

私は今も、喉が狭くて、食事制限を伴っているから。喉のむくみが取れて、以前みたいに何でも食べれるようになりたい。今の私には、外食だって無理だから。美味しいものを食べるとか、どこか遠出するとか、気分転換になることが、今は何一つ出来ない。それが、ちりも積もって、自分の中のストレスにならないかが心配だ。

早く元気になーれ!😊👍