きっと、皆さま苦戦されて・・・藁をもすがる気持ちでこの表題に吸い寄せられて見えた方もいらっしゃるかもしれず・・・誠に恐縮ではありますが・・・特別な事はなにも無く・・・ズバリ“手間暇愛情”、これに尽きます。
ただ・・・これだけだと余りにもお粗末ですから、少しメンタル面での猫たちの心の推移についてお話しさせて頂きます。
つまり、こちら側が愛情だと思ってしても相手側が迷惑と受け止めるような一方的な押し売りではいけないという事です。
大抵の・・・外から保護した子たちでは、大人は勿論子猫でさえも人に対して少なくとも疑心暗鬼以上の警戒心を備えています。
保護はされてしまったものの、できれば人と関りたくないというのが本心でしょう。
関りたくないばかりか、積極的な攻撃に出るものもあります。
これは人に対しての幻滅や恐怖心など、過去の経験から人が危険な存在であるという事を認識しているからです。
さて、こういったケースの子たちの保護で最も初めにすることは・・・無害な存在であるという事を教える事です。
具体的には日常的なお世話をして、食事の給仕など、生命維持に関係する主導権をもっているという事を理解してもらいます。
すると自然とそこにかすかな依存心が芽生えてくるはずです。
ご飯係り、来たな、みたいなのでもかまいません。
のんびりと少し一定の距離感を保つ間に、相手に対する好奇心が芽生えてきます。
こちらの一挙一動を、チラチラと観察している事と思います。
こうしてひとにたいする好奇心をこちらに向ける事が出来ればつかみはOKです♪
あとは・・・滅点されないように、いい人度をあげていけばいいんです。
もし、滅点されて一歩後退したら、無理強いしないでまたひとつ前の段階から始めます。
ちょっとずつちょっとずつ。
それまでの生活環境や性別・性質など個体差もありますから、ペースにあわせてあせらずじっくりです。
そうこうして・・・わかりあえなかった子は今まで一頭たりともありませんが、いわゆるベタなれ状態には、勿論全ての子がそうなるものではありません。
私は里親様にお出しする適性は、やはり、ベタなれだと思っています。
ナーバスな子への配慮は、その所作も含めなかなか身に付くものでは無く、歩き方ひとつとっても過敏に反応してしまう子の通常家庭への適性は困難です。
もしかしたら里親様は「びびりさんでもいいです」と、いって下さるかもしれませんが、お子様の有無なども含め、はじめから難航が予測されるマッチングは成されるべきではありません。
経験あるボランティアが難航する人なれを、未経験者に説明するだけで任せきりにするなどはもっての他で、人も猫もが幸せになるご縁を結ぶことこそが里親様探しであり、里子適性のその判断はとても重要と考えます。
やはり・・・触れて頂いてはじめて猫との暮らしの素敵さを身にしみて感じて頂けるとそう思いますから。
で・・・お姫ちゃまは・・・。。。
一晩経って、ご機嫌いかが?
姫「べつに・・・」
おやくそくなお答え、ありがとう・・・。。。
もうおまたまさぐったりとか、冷たいオクスリつけたりとかとかしないから、さ、仲良くしようよ・・・ね。。。
姫「イヤ」
・・・え~ん・・・。。。
↓皆様の1日1ポチが猫たちそして犬達をも救う(はず)・・・そして私も・・・救われるの(かも)

