転がる石の様に | ~ 地域猫に理解を ~

~ 地域猫に理解を ~

多頭屋外飼育繁殖放題現場にて捕獲避妊の着手。当初予想数遥か上回り400余頭にまで増えていた地域の猫達。猫達の安全と生活を守りながらの地域住民との共存、猫総数の継続管理。あなたの町でもきっとある野良猫達の存在と権利の尊重を一度考えてみて下さい。

 地域の猫たちの管理を決意して、着手から2年・・・。

それまでも繁殖制限活動は個人レベルでちょこちょと行ってはいたのでしたが、地区管理とて、当初はまさかこんなにまで大袈裟な動きになっていくなどと考えるはずもなく、ひと地区を手術完結(当時から完結の意思はあった・笑)すればそれで完了するものだと考えていましたが、猫の生態適正管理や地域猫推進活動に関わる方たちにたまたま偶然ご縁ができたことから(今にして考えてみてもものすごい奇遇)、話はとんとん拍子にすすみ・・・いつの間にやら個人から小さいながらもボランティア団体形式をとるまでに至りました。

そしてひと地域を終えたのちは・・・ジプシーの様に隣接管理地区を広げて移動して歩いているというのが現状です。

それに際し、動物愛護啓蒙と衛生管理の観点から、行政や自治会にはたらきかけながら理解と管理状況の改善を訴え、管理地区として責任の所在を明らかにしながら確実にひと地域ごとを片づけて移動を心がけ、管理統制はもちろん、一頭一頭の個体把握と、取り残しのチェックを行い、神経質に活動をしてまいりました。

案外と大雑把ではなくて神経質な性分なのです。

 この一週間は、他地区のTNRのお手伝いも含め、対行政の会議、有力者への働き掛けや広報活動と、取り残しのピンポイントFIGHTなど、合間に里親様決定の犬猫のお届もはさみ・・・スケジュール帳はパンク状態、手のひらと手の甲に油性マジックでスケジュールを書いて管理するという、激しい強行スケジュールで、一日とは本当に24時間なのだろうかという錯覚を起こし、失神して車中で眠るという生活でした・笑。

 しかしながら、事は加速度的にすすみ、思いのとおりの方向性に向かって転がりながら雪だるま式に改善へと向かっておりますのは誠に本意とするところです。

怖いくらい。

 ここは変わります。
いままで取り残されてきた遺跡の様なこの地区は、開眼しました。
人々の関心と協力が、日に日に大きくなっていくのが目に見えて分かります。

 今思うことは、少し背中の荷物が重いなぁと感じる一方で、ここまできたらやるっきゃないよな、という決心です。

 やっちゃいましょうよ、いっちょ。

 ね♪




  ↓皆様の1日1ポチが猫たちそして犬達をも救う(はず)・・・そして私も・・・救われるの(かも)

にほんブログ村 猫ブログ 地域猫へ
にほんブログ村