知りたくなかった?エビデンス(けっこう重要) | ネコスキーのブログ

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2012年12月、満50歳の神様からの誕生日プレゼントは「乳がん」
術前化学療法、右乳房全摘手術、ノルバ→タモ5年処方ながら通算3年11カ月を経て2017年10月23日で勝手に終了、現在無治療のサバイバーです

猫大好きネコスキー♪です

我が家では、子供の頃から毎日新聞を購読しているのですが、アンチエイジングで有名な順天堂大学大学院教授の白澤卓二先生のコラムがたいへん興味深い!


2014年7月10日の毎日新聞夕刊に掲載されたDr.白澤「100歳への道」、順天堂大学大学院 医学研究科 加齢制御医学講座の秘書の方を通じて、ご本人に転載の了承をいただきましたので抜粋せずに全文をご紹介します

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<糖質オフダイエット>

糖質オフダイエットは、食事の中の炭水化物を減らすことで簡単に減量できるので、肥満傾向にある人やメタボで悩んでいる人の間で話題のダイエット法だ

もともと、てんかんの治療食として90年以上前から使われてきたが、最近の研究で減量だけではなく、乳がんの治療にも効果がありそうなことが分かってきた

米国カリフォルニア大学サンディエゴ校ムーアズがんセンターのがん予防プログラム研究リーダーのルース・パターソン博士らは、256人の乳がん患者を対象に炭水化物(糖質)の摂取量と乳がん再発率の関連性を検討した

その結果、炭水化物の摂取量が多い乳がん患者は、摂取量が少ない患者に比べて再発危険率が2.0倍に達することが明らかになった

さらに乳がんは、細胞に増殖を促すシグナルを送る因子であるIGF-1(インスリン様増殖因子-1)と結合する受容体が存在する「IGF-1受容体陽性」と、受容体がない「IGF-1受容体陰性」に分類できる

約半分を占める陽性の患者では、炭水化物の摂取量が多い人の再発危険率が少ない人の5.5倍にもなることが分かった

一方で陰性の乳がん患者では、炭水化物の摂取量と再発率に関連性はみられなかった

パターソン博士は、IGF-1受容体がインスリン受容体に密接に関連していることから、過剰摂取した糖質がインスリンの分泌を増強し、そのインスリンがIGF-1受容体を介してがん細胞の増殖シグナルを増強した可能性を指摘する

乳がん再発予防のために糖質オフダイエットを指導する必要性が研究で確認されたが、若い頃から精製穀物や果糖食品などの糖質を控え、繊維が豊富な野菜・豆類・果物を多く摂取して乳がんを一次予防することも重要だ


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このコラムを読んで、ネコスキーが思い出したのは、漢方医としてテレビにも多く出演されている丁医師の体験談

「ガン患者のいる病棟に行くと、アイスクリームを食べている人が多く、食べている人に再発する人が多いように思う」

この話は、何人の患者が診て、どれほどの人数が再発したとかいうデータを取っていたのではなく、あくまで丁先生の感覚で話していらしたように思いましたが、奇しくも証明されてしまったように思います

それと、ネコスキーの推奨している、どんなものでも「食べ過ぎないこと!」というのも当たらずと言えども遠からず、ということではないでしょうか?

このアメリカにおける研究の規模と結果、アメリカ人と日本人の代謝の違い、糖質の摂取量の多寡、IGF-1受容体の有無、簡単には結論付けられないかもしれませんが

本来人類が自然な暮らしをしていたら、どのような食生活になるのか?

原点に立ち戻って、普段の食生活を見直すことが、病気のある人もない人も、必要なのではないかしらとしみじみ感じたのでした