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 2017年1月20日、ドナルド・トランプ米大統領が誕生した。就任演説は為替相場を動かす程の具体的な内容はなく、若干ドル安になっただけで期待はずれに終わった。

 2016年の米ドル・円は、米大統領選中の8月中旬頃から年末までは上昇トレンドだったが、年末からは下降トレンドに乗っており、このまま円高になるように思えた。が、2013年6月からの日足チャートを見る限りではそうとも言えない。緑の枠で囲った部分が非常によく似ていることが分かる。①のラインが②のラインと同じように機能するなら、米ドルは再度119円から120円位まで反発すると思われる。それ以降はトランプ政権によって変化するのだろう。

 12/4(日) イタリア国民投票が行われる。BREXIT、トランプショックに次いで相場に大きな影響を及ぼすだろうか。米ドル・円 日足チャートを見るとなんだか嫌な予感がする。

 2016年8月中旬から上昇トレンドになり緩やかにドル高になっている。米大統領選挙直前でFBIによるヒラリー・クリントン候補の私用メール疑惑再調査が報道されると急激に円高にふれた。投開票日当日までには、ほぼ元の相場に戻したが、トランプショックでドルが急騰した。

 チャートを見る限り、ドルの下落が始まり、2本のラインのうちのどちらかに近づいていくと思われる。イタリア国民投票がそのきっかけになるのではないかと思う。とは言え、サポートラインに乗って緩やかに再び上昇すると思うが。

 

 11月25日、『まだ上昇するだろう』と根拠のない考えでエントリーしてしまい、その結果すぐに下降に転じてしまった。約2円下げた時には、さすがにトレンドが転換するのかと心配になった。

 最終的に11月30日、上昇し始め、夜11時過ぎにはエントリーした金額を回復した。経済指標の発表が多く相場の上下が激しかったため、我慢できずに 1ドル113.53円 で決済してしまった。その後ドルは 約114.80円 まで上昇した。マイナスにこそならなかったが、たいした利益も出なかった。

 チャートを見ると、エントリーのタイミングが悪いことに気づく。高騰しているのを静観し下がるのを待って 約111円 でエントリーしていたら、あせって決済することもなく、最大の利益を確定できただろう。絶好のタイミングを静かに待ち続けることが勝利の秘訣なのだろう。

 トランプショック後、これまでのトレードを確認してみた。今年の米ドル・円のチャートを1時間足、週足、月足など長期で見たところ、9月半ばまでは下落トレンドであり、その後から上昇トレンドになっていた。下降トレンド中では、ロングでポジションを持って損切りがある中、ショートでポジションを持ったにもかかわらず損切り数時間後に損切りしているときもあった。待っていれば利益が出ていたケースだった。上昇トレンドに入ってからは、ショートで損切り、ロングで待ちきれず損切りが目だった。5分足、10分足などの短期間のチャートを重視するあまり、大きな流れを把握できず、大波に飲み込まれてしまった格好だ。

 今年は6月の英国のEU離脱国民投票(BREXIT)、11月の米国大統領選挙・トランプショックが起きた。前者は下落トレンド中に起きた。ショートでポジションを持っておけば利益が出たケースだ。一方後者は上昇トレンド中に起きたケースで、一旦約101円まで下落した後105円以上に高騰した。ロングでポジションを持っておけば利益が出たケースだ。それぞれのケースにおいて選挙結果が逆だったら為替の動きはどうだったろう?BREXITの場合はその前後に下落幅に大きな変化は見られない。また、トランプショックに関しては、クリントン候補が勝利したら高騰すると予測されていたにもかかわらず、トランプ候補の勝利で高騰してしまった。結局、一瞬大きく動いたとしても、トレンドが変わることはなく、元の動きに戻るのではないだろうか!と言うことでトレンドに合わせたポジションを持つことが損切りしないトレードの条件1とする。

 FXトレード始めて半年未満の超初心者。決まった予算を失なったらトレード生活とブログを終了する予定だ。ネットや本で勉強しながらトレードを楽しんでいる。ゆくゆくはFX専業で生活できたらいいな、なんて当初は思ってたけど、そんなに簡単な世界ではない。トレードするたびに

用意した予算が増えるどころかどんどん減っていく。と言っても減らしてるのは自分なのだが。

 設定は『米ドル・日本円』の通貨セット、1単位は10,000通貨、ハイレバレッジ25倍コースを利用していた。簡単に言うと、円を売って10,000ドルを購入する際に25分の1の400ドルに相当する日本円を保証金として証券会社に預けてトレードする、ということだ。1ドル100円だとすると、40,000円の保証金で1,000,000円を運用することになる。1ドル101円になれば1,010,000円になり10,000円の利益が出る。これを10から15単位でトレードしていたのだから、100,000円前後の損を出したこともあった。

 極めつけはアメリカ大統領選だ。クリントン候補が勝利するとの予測で米ドルは上昇していたが、トランプ候補が優勢となるや一気に下落した。トランプ候補が勝利したらドル安になると言われていた。ところが、トランプ候補が勝利宣言をする頃には、下落したはずのドルが高騰し始めた。為替の急な動きにうまく対応できずに200,000円位の損失を被った。しかも、下落する恐怖から、高騰するドルを購入することができず損失額以上の収益を得るチャンスをも逃してしまった。一旦101円台に下落したドルは105円台に戻し、その後も上昇している。結果として、損切りしなければ損失を出すこともなく、収益を上げることができたと思うようになった。トランプショックの最大の収益は『損切りしないFXトレード』に行き着いたことだった!!