おはようございます。ぶんです。


今日はお休みだ~と朝寝坊している方はいらっしゃいませんか?

冷えのチェックをもう一つ教えちゃいますね。


朝お布団の中で、わきの下に手をはさんで見ると暖かさを感じると思います。

その手を今度はお腹にあててみてください。

冷たいと感じたらみなさんのカラダは冷えています。

そして次に足を触ってみてください。

更に冷たいと感じたらますます要注意!


でもどうして「冷え」が起こるんでしょう?


まずは東洋医学の観点から考えてみます。

東洋医学では、病気の部分だけを見るのではなく

人それぞれの特徴や体質などを考え、全体像を診断します。

そして、カラダの構成物質を「気・血・水」の3つと考えています。


「気」は生命エネルギーそのもの!

機能活動や精神活動が出来るのはこの気によるものであり

正しい活動をしている状態を「正気」、気が不足している状態を「病気」と言います。


「病は気から」と言うことわざがありますが、ここから来ているんですよ。

東洋医学の「気」からみなさんが使っている「病気」という言葉が生まれたんです。

西洋医学が先であれば、カラダが病んでいる「体病」にでもなったかもしれませんね。


「血」は言葉の通り血液です。


「水」はこれまた言葉の通り水分、つまり体液となります。


「冷え」はこの気・血・水のバランスが乱れることにより起こるのです。


「気」が足りない状態は「気虚(ききょ)」

「血」が足りない状態は「血虚(けつきょ)」つまり、貧血状態です。

「水」が足りない状態は「瘀血(おけつ)」これは体液が少ないので、血の循環が悪く滞っている状態です。


これに対して西洋医学では

「冷え」を循環不全としてとらえています。

血流が悪い、若しくは代謝の低下による熱産生の不足ということです。

もう少し話すと、みなさんのカラダ中に血管が走っていて、そこには血液が流れ

栄養分や酸素を送り届けています。

そして、その栄養分や酸素を使ってタンパク質の合成や分解、代謝をし、同時に熱を産生します。

更に代謝によりでた老廃物を血液が運び出します。

これらが滞る状態で起こるのが「冷え」です。

血流が悪いからその部分は冷たくなります。

冷えるだけではなくカラダ全体に栄養素が行き渡らないため細胞が不活性化します。

老廃物を運び出せないため、血管が詰まりやすくなり有害物質がカラダにたまります。

更に体温が下がれば、代謝や免疫をつかさどる酵素の働きが鈍ってくるため生活習慣病のリスクが増してくるのです。


何となく東洋医学も西洋医学も遠いようで近い感じがしませんか?

カラダは地図、血管は道路、そこには多くの車が走っていろんなものを運んでいます。

道路が渋滞し始めたようです。

郵便物が届かない、荷物が届かない・・・・・

仕事に支障が出てきますよね。


みなさんのカラダは渋滞していませんか?

カラダを温めましょう!


「ネコのねどこ」12時よりお待ちしております。