仲良くなれるかニャ。。。
ご訪問ありがとうございます
猫大好きネコスキーです。
我が家にいる猫達は歴代全員野良ちゃん出身です。
始まりは1匹の猫、そして現在では3匹の猫達と暮らしています。
先住猫と新入り猫がうまくいく為には飼い主の努力が必要不可欠
それでも突然不穏な空気になったり・・
ある時は隣に並んで窓の外を眺めていたり・・
彼らなりに互いの距離感を図りながら過ごしてくれているんだと思うと
何とも愛おしい猫達です
今回は多頭飼いをされている皆さんが通ってきたであろう、
人間も猫もストレスMAXだったあの日々、、
「先住猫が新入り猫を受け入れるまでに要した期間」を
我が家の経験から振り返りたいと思います
これから新しい猫ちゃんを迎える予定の方にもご参考になれば
幸いです
時系列と登場猫のご紹介
①2021年に1匹から2匹へ (先住猫A&新入り猫B)
②2023年に2匹から3匹へ (先住猫A・先住猫B&新入り猫C)
それでは、
①2021年に猫が1匹から2匹へ増えた話の始まり始まり~~
登場猫先住猫A & 新入り猫B
(以下、先住A・新入Bと呼びますニャ)
2匹が互いに慣れて平穏に暮らせるようになるまでは
「約1ケ月」かかりました。
新入Bを海辺で保護し、病院へ
我が家へきてからは普段は開放している部屋を急遽閉め切り、
隔離生活を開始。
2日ほど様子を見ながらケージ生活をして、落ち着いていたので
ケージの扉は解放し隔離部屋の中で自由に動き回れるように。
新入Bはのんびり日向ぼっこをしたり穏やかに過ごしている様子
かたや先住Aは匂いや気配で「未知の奴がいる」と察知
扉の前でじ~っと座っていたりと、落ち着かない。
元々自由に使っていた部屋だったので申し訳なかったです
(そこしか隔離できる部屋がないのよ)
その後は少しずつ扉の隙間をあけて匂いや気配を強くしたり、
互いの匂いがついたものをそれぞれの部屋に置いたり、顔や体を撫でた手で
相手を撫でる「匂いの交換」をしてしばらく過ごし、、、
大丈夫そうと判断したタイミングで部屋を解放しました。
緊張の対面
人間は手に汗にぎりつつ、万が一大げんかが始まったらすぐに
隔離出来るように備えていました(お願い、うまくいって)
2匹はお互いを確認し・・・
先住Aから新入Bへ「シャー!」の威嚇
新入Bは先住Aを見つめ固まる
とりあえず喧嘩にはならなそう、かな・・・(ホッ)
①新入Bが近寄ると先住Aが威嚇
②新入Bが動きを止める
③先住Aが立ち去る
④最初に戻る
ルーティンと化した①~④を何度も繰り返した後、
1ヶ月ほどで馴染んでくれました。
新入Bが先住Aのことを「先輩」だと認識し、
先住Aが新入Bを受け入れてくれたことが功を奏しました
特に先住Aにとっては
1匹の平穏な日常に生じた大変化。
そこを受け入れてくれたので、感謝しかありません
過ぎ行く2匹でのおだやかな日々
そして均衡は破られる・・・
②2023年に猫が2匹から3匹へ増えた話(ネコとヒトのストレスMAXに)
登場猫先住A・先住B(新入Bから先住Bになったよ) & 新入C
新入Cを保護したのは目視でメスだと確認したのがきっかけです。
ちょくちょく我が家に来てはうちの中をのぞいていた子。
もし妊娠出産となったら、我が家には全頭保護する余力がありません。
不幸な猫ちゃんを増やさない為に避妊手術をしようと決意し
緊急保護しました(ちゅ~るであっさり保護)
そのまま動物病院へ直行し、避妊手術を受けました。
※避妊手術のお話は別記事にしますねペコ
避妊手術の経過をまとめました
網戸越しに何かを訴える新入C「アズキ」
避妊手術後、病院から我が家へ帰還「ごはんたりないよ」ジーッ
結論からお話しますと
「最終的に3匹でいることに慣れるまでかかった期間」
イコール
「先住猫が新入り猫を受け入れるのに要した期間」は・・・
なんと「約4ヶ月」でした長かった~
今回は先住猫との対面には神経を使ったんです。
なぜなら懸念事項が一つ
先住Aと先住Bの関係が良好なので、1匹増えることでその関係性が
崩れやしないか
そこがとても気にかかって。
我が家へ迎え入れたあとは
以前に使用したケージを使い、今回も一部屋を閉め切り隔離。
新入Cは隔離部屋の中で自由に過ごしました。
対面時は新入Cをケージに入れた状態で白い幕で覆い、
少しずつ匂いと気配に慣れてもらうよう細心の注意をはらって。
案の定、先住A・先住Bは共に落ち着かず(そりゃそうだ)幕越しに威嚇
威嚇が激しい時は先住2匹を部屋から退避させ、
ケージから出してフリーで対面させるまで1ヶ月近くかかりました。
想定外だったのは、意外にも先住Bの威嚇が激しかったこと
人間に対するベタ甘な態度と全く違う人格、いえ猫格で。
先住Aには「先輩」としてたてているように見えたので余計に驚き
先住Aはそんな先住Bに若干引き気味で、新入Cには近寄らずの姿勢。
でも、新入Cが不用意に近づくと威嚇。
それがしばらく続き、「このまま仲良くなるのは難しいかも」と
悩みました
もう、散々ネットで検索しまくりです。
「猫 多頭飼い 慣れるまで」とか「先住猫 新入り猫 相性」だとか
「猫 相性が合わない場合」などなど
あまりにも相性が合わない場合は「家の中でも居住スペースをわけて
互いに顔を合わせない環境をつくる」なんてことも載っていて
「そんなの無理じゃ~~!」
そんなわけで最初は「仲良くなれるといいな」だったのが
「お互い無視でもいいから共存して欲しい」と願いのハードルが
下がりました。
毎日祈るような思いで3匹を見守り・・
2ヶ月ほどで「先住Bと新入C」は慣れてくれたんです
B先輩が後輩Cを受け入れてくれた・・(押忍!)
しかし今度は先住Bと新入Cが仲良くなったことに対し
先住Aの嫉妬がさく裂
仲良しだった先住Bに対しても威嚇するようになってしまい
一緒にいる先住B&新入Cを見ると部屋から立ち去っていく。
この頃が一番悩みました。
懸念していたことが現実となってしまった・・
どうしよう・・
このまま3匹のバランスが崩れたままだったら・・・
部屋もない・・
ただ、最古参の先住猫「A先輩」のことは何をするにも一番に
声をかけ、ごはんも一番最初、威嚇しなかったときには褒めたたえ
これは徹底していました(今でもしてます)
そしてそして・・・
4ヶ月ほど経過した頃に、やっと、やっと!
こんな3匹をみることが出来ました。 「威嚇しないニャ」
上から順に「先住A・先住B・新入C」
本当の名前はね「マナ・ナギサ・アズキ」だニャ
こんな日が来るなんて・・ウエ~ン嬉し泣き
~そして現在~
3匹の関係は何とか平穏になりました。
ただ、常に仲が良いわけではなく
時々「にゃあ~(訳:近寄るな)」だったり「鼻ちゅーで挨拶しようとしたけれど相手から無視された」なんてこともいまだにあります。
仲良くグルーミングしていたかと思えば突然
「こんニャロ!」と怒りモードになったり。
猫の世界も色々あるようです
相当なストレスをかけてしまったと申し訳なさも感じていますが
彼らなりにうまくやり過ごしてくれて
共存している様子を見るたびに
「いつもありがとう」と胸がいっぱいになるのです
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