ご訪問ありがとうございます
猫大好きネコスキーです。
我が家の保護猫3匹のうち、2匹(マナ・ナギサ)は甲状腺機能亢進症と
診断されています。
症状の出方は猫ちゃんによって違うかもしれませんが、我が家の経験が
ご参考になりましたら幸いです
かかりつけの動物病院に貼ってあったパネルをパチリ。
(反射で見えにくくてごめんなさい)
一番上の項目で紹介されています。
書いてある内容はこちら。
・甲状腺機能亢進症(ホルモンの病気)
・見た目には元気に見えることも
・10歳以上の約10頭に1頭でみられます。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることが原因で様々な症状が起こるそうです。
病院で教えていただいた主な症状は
①老猫でも活発に動く
②水を沢山飲む
③食べているのに痩せてくる
④心拍数が早い
⑤よく吐く
ちなみに①の症状は初期症状と言われました。
マナの場合
この中でマナがあてはまるのは
②水を沢山飲む
③食べているのに痩せてくる
⑤よく吐く
受診のきっかけ
動物病院から予防接種のお知らせのはがきをもらっていたこと。
(このタイミングがあって本当によかったです)
「痩せてきて心配」と伝えると、カルテで体重の推移をチェックして
すぐに検査、発覚。
マナは甲状腺機能亢進症の他、腎臓も悪くなり始めていました。
ただ、タイミングがあわなければ受診するのがもっと遅くなっていたかも
しれません
なぜなら
・水道の蛇口やコップに入っている水が好きでちょくちょく飲んでいた。
・もともと吐きやすい子だった。
加えて「痩せてきた」=「年齢があがることで運動量も食事量も減り、
自然に衰えてきた」と思い込んでしまったからです。
続いてナギサの場合
あてはまった症状は
①老猫でも活発に動く
②水を沢山飲む
③食べているのに痩せてくる
④心拍数が早い
ナギサは、マナの診断後に受診しました。
「ナギサもマナと同じなんじゃないの?」「早く診てもらった方がいい」と
夫が心配しすぐに病院へ。血液検査をして確定です。
ナギサの場合は更に私の「思い込み」が発動してしまいました
・若いアズキがいることで、一緒に遊ぶこと(運動量)が増えた
・水は普段からよく飲んでいた
・もともと小柄だったので太らない体質なんだと思っていた
そこに私自身の「病気だと思いたくない」という気持ちも働いていた、と
今は思います。
「心拍数が早い」のは、夜に一緒に寝た時に気が付きました
私の顔に体をつけて寝たので心臓の鼓動がダイレクトに聞こえてきて。
聞いていると落ち着かなくなるほど、ドクドクドクのリズムが早かったです
検査の結果、ナギサは甲状腺機能亢進症のみで、腎臓は大丈夫でした。
そのほかに2匹に共通していた症状は「毛がパサついている」こと。
パサパサしてつやがない・・
そこでまたもや「人間の髪の毛も年を召していけばつやはなくなるし」と
自分を納得させてしまいました
発覚後は毎週のように病院へ。
ほとんど週替わりで交互に2匹を連れて行っていました。
なぜ毎週の通院が必要だったかというと
の2点を調べる為です。
・服用する薬の効果の有無
・ホルモンを抑える用量の見極め
そしてここが重要ポイント
「あまり効果が高すぎると血流の関係で腎臓に負担がかかるので、甲状腺と
腎臓のバランスを取ること」が大切らしいです。
効果のほどや用量が確定するまでは仕事が終わってからせっせと通院
先生も「毎週忙しいねえ」と気遣ってくれるほどでした。
薬を服用→血液検査で数値をチェック→再度服用→再度チェック
途中、マナには尿検査もありました。
これを繰り返して効果の有無と適量が決定しました。
服用する薬は「チアマゾール」
朝・晩の一日2回
用量は1回につき1/4錠
2匹とも同じです。
これは1錠を4分割したもの
病院でこの状態にして処方してくれます
今年の1月に発覚してから
現在は2ケ月に1度の受診になりました。
薬を服用することでホルモンの暴走を抑えている状態なので、今後はずっと
飲み続けることになります。
そしてこの「チアマゾール」
人間用の薬だそうです。
人間と猫の薬は共有できる種類もあるのですね~
ただ、チアマゾールが効かない場合は猫用の薬に変更になり、薬代は高価に
なるそう。
先生曰く「2匹に猫用の薬となると、ちょっと(金銭的に)大変」
こわくて金額を聞けませんでしたがチアマゾールが効いて安堵しました。
治療法についてはの3点あります(病院で聞きました)
①薬の服用(服用していれば症状は落ち着くが毎月の薬代はずっとかかる)
②手術で甲状腺を切除(切除すればホルモンが出ることはなくなるが外科的な
治療の為、体への負担もある・若い猫なら選択肢に入る)
③食事療法(効果が出るのに時間がかかる・一生同じフードしか食べられない)
それぞれのメリット・デメリット、そして先生の助言もあり
我が家のシニア達は薬の服用に決定。現在に至ります。
これまでの反省を兼ねて・・
少しでも不安要素があったら病院で相談
日頃の様子を観察
自分の中の思い込みははずす
わかっているつもりでしたが、いざとなると自分の思い込みが判断の妨げに・・
改めて肝に銘じていきます
大切な猫たちが
今日も元気でいてくれることに感謝
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