『いぬ助け』は里親希望者と話しがまとまったらトライアル開始になります。

「トライアル」という言葉だけだと「試しに飼ってみよう」みたいに感じるかもしれませんが、そうではありません。

最終調整のような期間で、実際に一緒に生活することで、足りない物、気を付けないといけない事を、預かりボランティアさんのアドバイスを元に解決していく期間です。

その期間を過ぎたら、預かりボランティアさんが助けてくれなくなるわけではありませんが、トライアル期間中はまだ『いぬ助け』の犬であるのに対し、トライアル期間が終わり正式譲渡されると、里親さんの犬になります。責任が違ってくるのです。

 

保護団体の中にはトライアルを設けていないところもあります。

トライアルしてNGだった場合の犬のストレスが大きい、というのが理由となっていることが多いです。そしたらその犬とは旅行もできないし、ホテルに預けるのも禁止なのでしょうか。

実際に一緒に暮らしてみて初めて分かることってあると思うので、私は断然トライアル賛成です。

里親さんの住居へ訪問し、逸走防護のためにペットゲートを用意してもらったり、網戸を補強してもらったりしたうえでのトライアルです。なかなか安易な気持ちでやる人もいないと思っています。

 

驚いたことにペットショップでもトライアルできるところもあるみたいです。

実際の店舗は見たことないですが、今度、探検してみたいです。