今日‐10月22日はウォンバットの日です。

そして、明日‐10月23日は世界ユキヒョウの日。

そして、10月25日(最終金曜日)は世界キツネザルの日です。

 

『ウォンバットの日』はめでたい日です。

単純に「ウォンバットはカワイイ!!」っていう日です。

 

一方で『世界ユキヒョウの日』『世界キツネザルの日』は『世界』で始まります。

これは、世界的が危機を感じた、という意味です。

 

ユキヒョウは毛皮や骨を目的とした密漁や、家畜を守るために駆除されるだけでなく、獲物とする動物の家畜化などが原因で個体数が減っている動物です。

ですが、生息数を確認するのが難しかったこともあるようで、予想よりは多い数が生息していると期待されています。もちろん個体数が少ないことに変わりはありません。

WWFも保護活動に励んでいます。

 

キツネザルは何種類もいるのですが、ほとんどの種が絶滅危惧種です。マダガスカル島に生息していますが、人口の急増とそれに伴う無秩序な開発により生活圏が圧迫されたようです。

 

戦後、急激に人口を増やし、それに伴い国力を増加させた日本を見ると、人口増加が国力増加につながるように見えるのは仕方が無いのかもしれません。

今後、『国力』という物の考え方が、経済力や軍事力では無く、生物多様性や酸素の生産量などで評価される時代が来ると、いろいろ変わってくると思うのですが、まだまだ難しいのかもしれません。