『いぬ助け』ができたのが2019年10月、ということなので、5年がたったようです。
私は昨年の3月に参加で、当初の事は全く分からないので、今の『いぬ助け』を少し紹介です。
ただ、あくまでも私にとって、私が感じる『いぬ助け』なので、違った気持ちで活動している人もいると思います。
まず、HPがあります。
現在、改版を検討中ですが、まぁまぁ分かりやすいHPだと思っています。
インスタグラムもあります。
X(ツイッター)やフェイスブックもあります。がアカウントがあるだけです。
犬の保護団体です。
で、犬の保護団体って何?ということなのですが『いぬ助け』は茨城県の野良犬を減らすための活動をメインとしています。
具体的に言うと、茨城県の動物指導センターに収容された犬を引き出し、預かりボランティアの元で人との生活に慣れてもらいます。慣れたら、里親を募集し、譲渡会に参加をしてもらいます。里親希望者が出たら、面会等を経て譲渡を行います。
また、茨城県にいる野良犬について、直接保護し、センターから引き出した子と同様に預かりボランティアの手を借りて里親を探します。
犬を飼育するシェルターを持たず、預かりボランティアによる、住居での共同生活により、人との生活に慣れてもらいます。
何故、このような活動をしているのかというと、野良犬が減らないからです。東京、神奈川、埼玉、千葉に住んでいる人には、野良犬、というのは遠い存在です。
何十年も前に姿を消しています。
ですが、茨城では当たり前の存在です。道を歩いていると野良犬が山の中を歩いているのが見える。というのが現状なのです。
それが、茨城県が何もしていないから、という理由だったら、まだ良かったのですが、茨城県の動物指導センターも必死に、野良犬の捕獲に努めています。
毎日、何匹もの野良犬が捕獲されているのです。
それでも減らない野良犬。そして増え続ける、動物指導センターの収容犬。
元々、数多くの犬を長期間保護するために作られた施設ではありません。
溢れたらどうなるのでしょう。
それが恐ろしくて、今、必死に活動しているのです。
動物指導センターに収容された犬を減らす。最初の活動はコレでした。ですが、一向に減らないのです。何故か。
・犬を捨てる人が減らないから。
・犬を放置している人が減らないから。
・既に野良犬となっている子が、子を産むから。
他にも理由はあるのかもしれませんが、主な理由はコレらです。
そこで『いぬ助け』は「既に野良犬になっている子」を減らそうと、他団体と協力し、茨城県の野良犬を減らそうとしているのです。
ですが、野良犬を減らす、ってどういう事なのでしょう。
病気やケガの心配はあるものの、元気に楽しそうに自由に生きている野良犬を、罠を使って捕まえる。本当はそんなことしたくないのです。でも、そうしないと野良犬が増えるばかり。止めたいのです。この負の連鎖を。
