3月22日は『桜猫の日』です。

(中野たむの誕生日です)

 

『桜猫』って聞いたことありますか?

『さくらねこ』のように、ひらがな表記の方が多いかもしれません。

 

避妊去勢手術済みの地域猫は、見て分かるように(再度捕獲されないように)耳の先をカットします。

その形が桜の花びらに似ていることから、さくらねこと呼ばれるようになりました。

猫は1回の出産で平均5匹程度の子を産みます。

妊娠期間は2ヶ月と少しで、短いです。

生後半年で妊娠可能な体になります。

なので、数匹の猫がまとめて捨てられた場合、2年・3年後には凄い数になります。

(これが、飼育環境で起こると『多頭飼育崩壊』へつながります)

もちろん、飼育された環境のように、生活環境が整っていないので、全員が確実に妊娠・出産を繰り返すわけではないのかもしれませんが、それでも確実に増えます。

 

そして、無秩序・無計画に増えた猫は嫌われます。

 

それを抑えよう。という事で、地域猫としてきちんと避妊去勢手術を行おうと、活動している人たちがいます。

『TNR活動』と呼ばれております。

rap:捕獲 euter:手術して eturn:返す)

 

『さくらねこ』はその成果です。

 

さくらねこを見つけたら「あ、ちゃんと避妊去勢手術が行われている」という安心感と共に、「捨てられた猫がいる」という事実を見失わないように、3月22日という日が「さくらねこの日」になったのだと思います。