今日で中皮腫と告知されてから5週間目です。
Xのほうで知り合ったフォロワー様が終末期に入っている愛猫の写真に「我が子は刻むように生きているぜ」と書かれていてとても心に残ったのですが、いまならわかります。
ソラタロウもいま刻むように生きている。
あと何日、何時間、何分、何秒生きられるのか。
本人がどう感じているかはわかりませんが、毎日を精一杯刻むように生きているなと感じています。
食事量は廃絶にはなっていませんが、現在カリカリを2~4g、チュールを数本を食べられたらよく食べたほうという状況です。
でも、なぜかそのわりに前よりも目が大きく開いてキラキラしているし、爪とぎも毎日1~2回ですがバリバリしています。
一月前は目が細く吊り上がって、見るからに具合が悪そうだったのに。
不思議だな~?
これまでの5週間、食べられなくなってもう駄目だと思うことは何度もありました。
絶望して声を殺して泣いていると、そのたびにソラタロウはふらっとエサ皿の前に座って、わずかでもカリカリやおやつを食べてくれる。
ヒーローのようでした。かっこよかった。
私はこれまでずっとソラタロウは可愛い猫で、守ってあげなきゃいけない対象で、ちょっと抜けていてそこが愛される猫だと思っていました。
でも、お前本当はかっこいい猫だったんだな。
いまになって新しい面を見つけて惚れ直しています。
もう人間にしたら76~77歳くらいだもんね。
いつの間にか年齢を追い越されて、私よりもずっと老成した大人になっているのかもしれない。
気づいてから、「可愛いよ」のほかに「かっこいいよ」も毎日言ってあげています。
うちの猫は世界一、宇宙一かっこよくて可愛い猫です。
写真は2016年のソラタロウ