契約書面を見ると、既に分割支払い代金に
その「セキュリティアプリ」は組み込まれていた。
その後帰宅した親に

「なんでこれ契約してるん?」

「さあね、めんどくさくて早く帰りたかったからやろ」

「分割支払い明細の中に含まれてるんだけど?署名する前に、店員さん説明したでしょ?」
自閉症スペクトラムの類は、その場で思ったことをすぐに言語化するので「その場凌ぎ」発言あるあるである。
親は「こんな物契約した記憶はない、俺が金に関わることを見落とす訳がない!自信がある!」
機種変した日、帰宅後すぐに

「○○ってなに?」
と確かに言ってた親。
そこを言うと無視。
「こんな物契約した記憶はない、
俺が金に関わる
ことを見落とす訳がない!
自信がある!」

「じゃあその日『○○ってなんや?』と言ってたわたしの記憶はなに?説明した記憶もあるんやけど?」

「こんな物契約した記憶はない、俺が金に関わることを見落とす訳がない!自信がある!」
繰り返す親

自信ある割には契約書面の明細見てないんだけど?
挙句には

「ちゃんと店員が説明してない可能性がある」
とまで言い出した。
つまり黙ってコソっと追加したとでも
言いたいんかい。
ちなみにそのショップは、20年以上は続くキャリアのショップである。
60日間のキャンセル保証期間も僅かにすぎていた。

「そもそも困ってないのになんで勧めた?一言でも困ってると言ったか?」
その場にいなかったから知らんわ

フィッシングと、ただの迷惑メールとか
そんなのも全く見分けつかないくらい
アナログ人間なのは、その職業について
暫く経てばお客様との軽いやり取りでも簡単に
判断出来る。
運営側から「お勧めしてね強化月間」は
どこにでもあって(サジェストってやつ)
店員側にしても、
断られる前提で「社命による義務」として
仕方なくやってる部分もある。
なんてことを説明しても、馬耳東風。
まだ馬の方が話聞いてる可能性高い。
「じゃあその日『○○ってなんや?』と言ってたわたしの記憶はなに?説明した記憶もあるんやけど?」
に対しての解答は勿論ない。
「ちゃんと店員が説明してない可能性がある」

「そこの明細に書かれてるとこは見ずに、一番下の署名欄に記入したんよね?じゃあここの契約内容の明細部分だけを店員さんは隠してた事になるんじゃないの?しかも署名欄の記入含めて、コピーされてるからこれ偽装書類でもないよ」

「金がかかるなら、契約する訳がない!」

「以前の機種変の時は、スマホゲーム契約して月額料金払ってたけど?」

「は?ゲーム?やりもしない物を?」

「アプリ入ってて、料金明細にも載ってから解除したの記憶に無いのね」

「無言」

「金のかかることを見落とすことがないって、じゃあなんで見落としてるのか説明して。現に署名して契約は成り立ってる」

「分からんね!こっちが聞きたいわ」

「恐らく言った言わないの証拠を残す為に、防犯カメラは設置されてると思うけども」

「あー!それみたいね!」

「じゃあ弁護士に相談しよか。開示請求にはそれなりの法的な理由が必要になるはずだから。警察に行く?」
仮に見ても同じだと思うで(笑)
それにアンタみたいなタイプが一番フィッシング詐欺に遭遇しやすいから、店員さん勧めたんじゃないかねぇ
親は断固として

「そんな物には引っ掛からん!」

「じゃあ聞くの2回だけどー、正式なショップでなんで今回こう言う事態になって見落としてるのか説明して。現に署名して契約は成り立ってる。矛盾してる。俺はひっかからん!は通用しない」

「無言」

「『自分が充分に聴いてなかった。商品の特性を理解してなかった。自分にも落ち度はあった』そう思い反省すれば次に繋がって行くのに。自分が不要、聞きたくないと思っても重要項目はあるから。もういい。店員さんにはわたしから聞いてみる」

「あくまで店員の話を聞いて、こっちの言うことは『そうなんか』と聞かんのやな」
その後お決まりの侮辱的な言葉も交えて、言いたい放題。

「社会人経験と接客業、小売店、事務職をやって来た経験を元に多分こう言うことだろうとの客観的想定を元に、分析した結果。その答えに矛盾点や違和感はないからね。昨日わたしが話したことも大半忘れてるクセに、その自信の根拠はなによ。金が掛かってるのに見落としてて、反省も振り返りもなく、全部他責?」

「もうええわ!」
癇癪。拗ねた?それも多分長くて2日かな。