ねこに恋するお月さま -3ページ目

ふかりと 思い知ったのは

ふとした時
苦しくなる

伝わらない 想いに
伝えられない 言葉に
不安も 直接言えない 弱い自分



あなたの 「嫌いな所」
必死に 探す

だけど


それ以上に たくさん
浮かんでしまうの

もういっぱいに 増えすぎた


あなたの 「好きな所」


心鏡音

小さな ちいさな
ピアスを 買った

自分には 珍しく
それはもう 衝動買いに 等しくて


しゃらり からり

ゆらり ゆらりと


不安定な その波が
今の私を映す ココロみたいだったから

なみだの あめ

あなたは また

ただただ 黙って
時折 やさしく 相槌を打ちながら
私の話を 愚痴混じりの
嗚咽にも似た カタマリたちを
いつものように 聞いてくれました


ありがとう



あなたの やさしさに
ただ そばにいてくれる
その やわらかな 沈黙に


もう 幾度救われたか
涙が 溢れるくらい
包まれる安心を もらったか


弱い 私は



あなたの 前では
私は 弱くなってしまう
私は 泣き虫になってしまう

弱い私を 包んでくれる
ふわりと あたたかな
ぬくもりを 知っているから




ありがとう
おやすみなさい


やさしい あなたが
ステキな夢を 見ていますように