月の 裏話 | ねこに恋するお月さま

月の 裏話

何かを 嫌いだ って

そう 主張することは
とても 簡単で 気持ちが良い

嫌いだと 思い込むことで
自分を 確保できる

そんな 幻想があった
何かを 嫌いに なることは
軟弱な 自分には 都合が良いから



でも
でもね

本当に 嫌いなわけじゃない

人は いつだって
嫌い を探してる
好き を探すのと
同等に

そうすることで
自分自身を 明確にする
保とうとする


弱い 自分を
小さな 自分を
守る手段

ただ逃げる 臆病者


本当に 嫌いなのは
弱い よわい

自分自身なのに



その一言も 口にできない
今はただの 月の 裏側