【ご注意】認知症と肩こり薬について
整体に伺っている高齢のお客様の、様子がいつもと違うので、ご家族とお話しした。
肩こりの薬を肩から首に塗っていて、最近は頭痛がするので、頭にも塗っていたそう。
帰宅し、肩こり薬のHPを確認すると、痛みを取るために、血行を悪くして、痛みを感じないような成分が入っているらしい。
更には、頭には塗らないでと記載されていた。(頭は体より吸収率が高い)
いつも肩こりがひどいのはこれが原因かもしれない。今回は頭にも塗っていたため、状態が悪化したのかもしれない。
そう思って、すぐにご家族に連絡し、肩こり薬をやめてもらった。
2週間後に伺うと、調子の悪い様子はなく、柔らかくて暖かい肩になっていた。良かった!
「ありがとう」の明るい笑顔が、このままずっと続いて欲しい。
数年前、局部麻酔だけで手術をする脳神経外科の先生の講演会で、認知症の人は後頭部の血行が悪いと知った。
その先生は運動や食事で血行を良くして、認知症にならないように、生活の改善を勧めていた。
ならば、整体で後頭部~首~肩、そして全身をほぐして血行が良くなったら、認知症のリスクも減るはずと思った。
今回の出来事は、それが間違っていなかったと教えてくれた。