今回は新人賞の作品から『想いで眠る納屋』です。こちらも昭和レトロを感じさせる作品。他の受賞作は規定サイズを目一杯使った作品が多い中、1/32スケールで小ぢんまりした印象がありますが、その分密度が凝縮したような作品です。外に置かれた自販機も実に良い雰囲気。ミゼットと一緒に納屋に置かれたラジカセやレコードプレーヤーなど自分の世代にとっては全てが懐かしいです。
続いて金子辰也賞の作品。『サイダー』です。この作品は会場でも一際目を惹く作品でした。この丸いのは泡? 中には想いでが…?と見る人の想像力をかき立てます。しかしこのギミックだけでなく苔の生した藁葺き屋根の母屋やその内部もしっかり作り込まれています。
続いて美海きょうこ賞の『駅』ちょっと写真がピンボケで見苦しくて申し訳ないです。この作者の方以前同じくアオシマのEF66のジオラマで受賞されていましたが、今回はDD51 での受賞です。寂れた駅舎や機関車のウェザリングが見事です。
何があるの?と覗き込みたくなるプレート。中の二人もピンボケになってしまいました。せっかくの見どころが申し訳ない!
次回に続きます。








