人って

都合の悪い現実を

直視したくないもの

なんだな・・・

 

私ね

会社の経理だし

2年ほど

個人事業主として

帳簿つけて

確定申告したことあるけど

 

家計簿だけは

続かない

 

細かいし

たくさんあるので

面倒くさい

っていうのも大きいけど

 

一番の原因は

 

無駄遣いしてしまった、とか

夫に内緒で

高額を使ってしまった、など

罪悪感を感じると

その時点で

記録をやめてしまう

 

ということに

あったと思う

 

お金のブロックがあって

自分を責めてしまうので

直視できなかったのだ

 

 

以前

『(体重を)測るだけダイエット』

(毎日体重計に乗って記録するだけ)

というのが流行ったことがあった

当時、糸井重里さんが運営する

”ほぼ日刊イトイ新聞”の中で

推奨していた

 

体重を測るだけの次の段階に

「食べたもののカロリーを知る」

というのがあって

ほぼ日手帳の付属品として

カロリー手帳なるものも発売された

 

それは

外食でも家庭料理でも

このメニューなら

1人前ざっと〇〇カロリー

という風になっていて

1食、あるいは1日の摂取カロリーを

だいたい把握できるというもの

 

体重でもカロリーでも

まずは現状を知る

というところから入る

 

このへんは

カウンセリングと同じで

まずは現在地を知る

のと同じなのだろう

 

だけど

 

この現在地を知る

という作業が

家計簿や

体重、摂取カロリー

に於いては

結構辛い作業になる

 

知り合いの女性は

毎日体重計に乗ることはしていたけど

摂取カロリーを

調べることだけは

頑なにしなかった

 

会うたびに

体形を気にする発言をするので

ほぼ日手帳のカロリーブックを

プレゼントしてみたけど

それでも見ようとしなかった

 

直視したくなかったんだと思う

たくさん食べている自覚が

あったんだと思う

 

だけど

それを知ってしまったら

食べる量を

減らさなければならない

彼女は食べることを

減らしたくなかったのだ

 

 

私の家計簿

知り合いのダイエット

 

現実を直視できない理由は

 

「知るのが怖い」

 

なぜ怖いのか

 

そこにあるのは”悪”だから

 

お金をたくさん使うことは”悪”

太っていることは”悪”

という刷り込みがある

 

お金をたくさん使う私はダメな人間だ

太って痩せられない私はダメな人間だ

 

ダメな自分を見たくない

認めたくない

責められたくない

叱られたくない

 

 

だけど

 

同時に

 

ダメな自分でいたい

 

 

 

なぜなら

 

ダメな自分の方が楽だから

 

ダメな自分の方が

自分の欲求に忠実だから

 

私の心を満たしてくれるのは

ダメな自分の方だから

 

 

そもそも

 

お金使うのって”悪”でしたっけ?

 

太っていることって”悪”でしたっけ?