若いころの話

会社の上司で

話がなかなか伝わらない人がいた

 

なぜなら

話の展開を勝手に先読みし

人が喋っているのを途中で遮り

「要するにこういうことだろ」

とまとめにかかってくるからだ

 

それが間違った読みなので

そうじゃなくてと

再び話し始めるのだけど

また変なところで遮られ

「だから、こうだろ?」

「ちがいます」

って感じで

いつまでたっても

話が伝わらない

 

ようやく最後まで話せて

「なんだ、それを早く言え」

って言われて

いやいや

話させなかったのは自分だろ!

 

部下の言いたいことなんぞ

お見通しとばかりに

少しの情報で判断し

すぐに答えを出したがる人だった

 

かといって

結論だけ先に言っても

今度は

経緯を勝手に想像し(捏造レベル)

それでしばらく大騒ぎし

やっと経緯を話せて

「なんだ、そういうことか、脅かすな」

と文句を言う

 

めんどくさ

 

一度は黙って

最後まで聞いてくれれば

無駄に時間を費やさない上に

言い合いも避けられるのに

 

それと

ミスが生じた時

上司の指示だったにもかかわらず

部下のせいにする人でもあった

 

「俺はそんな指示はしていない」

「俺はこっち(正解の方)と言ったはずだ」

 

びっくりするくらい本気で言う

都合の悪いことは

本当に記憶喪失するらしく

嘘でもごまかしでもないところが

実に、こわい

 

ほとんどの部下が

責任のなすりつけを経験したので

誰も信用しなくなったし

用心するようになった

 

用心していても

落とし穴はある

 

ある時

上司あてに電話がかかってきた

あいにく上司は電話中

『〇〇様から電話ありました』

とメモを書いて渡し

本人もうなづきながら受け取り

その後、折り返しの電話を入れていた

 

だから

もう終わったことだと

思っていた

 

上司はその時のメモを

すぐに捨てなかったらしい

 

後日、ふとメモが目に留まったらしく

「これ、いつの電話だ!」

と怒り気味に聞いてきた

「えっ・・・」

答えにつまっていると

「今日か?」

「違います」

「じゃあ、なんでここにあったんだ」

 

 んなこと知らんがな

 

「先日電話中に・・・」

「それがなんで急に出てきたんだ」

 

 いやいや、あなたこそ

 どっから出してきたのよ

 

挙句の果て

「ちゃんと日付と時間を書け!

 これじゃいつのかわからないだろ!

 ったく、そんな基本的なことも

 できないのか

 まいっちまうなぁ」

くどくど要らぬ嫌味まで言う

 

しらねーよ!

終わったメモを

捨てなかった自分が

悪いんだろがぃ!

 

とも言えず

出来事の程度に

似つかわしくない

激怒ぶりと嫌味に

心が折れた

 

私は電話の伝言には

けっこう気を配っている方で

メモを渡した後

折り返しの電話をしてくれたか

確認や催促もしていたので

その言われようは

けっこう悲しかった

 

普通に聞けばいいのに

普通に言えばいいのに

話を聞けよ

最後まで聞いてくれよ

知ったかぶりするな

自分に落ち度はないか疑え

悪けりゃ謝れ

 

それだけで

平和になるのにねぇ

 

反面教師で

気を付けている

 

 

 

9月教室のお知らせです

 

臨書教室(りんしょきょうしつ)

臨書(りんしょ)とは

書の古典作品を真似して書くことです

また、真似して書いた作品のことも

臨書と呼びます

 

この教室では

臨書に必要な技術が学べます

 

 

◆他では学べない希少な技術

 

 お手本を見ただけでは絶対見抜けない

 筆の使い方・技術をお教えします

 

 ここでの内容を

 教えている教室・先生は希少

 だと聞いています

 

 

◆どなたでも学べます

 

 書道・習字の経験は問いません

 どなたでも同じ内容から学んでいただきます

 

 中国・唐の時代に書かれた

 欧陽詢(おうようじゅん)の

 九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)

 からスタートします

 

 

◆臨書のおもしろさはここ!

 

 ・数千年前の文字を自分の手で再現できます

 ・臨書は「正解」のある書道です

 ・誰にでも書けるようになります

 ・技を攻略するゲーム感覚があります

 ・集中力がアップします

 ・達成感を味わえます

 ・上達欲が湧いてやる気が出ます

 ・書に対する目が肥えます

 ・筆跡を見抜く力がつきます

 ・希少な技術を後世に伝えられます

 ・一生の趣味ができます

 

 

◆ここでは得られないこと

 

 ・段級位、賞、資格、免状

 ・競作誌への出品(個人でどうぞ)

 ・書道展への出品(個人でどうぞ)

 

 

こんな内容ですが

ご興味ありましたらご参加ください

今後も

毎月第一・第三土曜、日曜を目安に

開催する予定でいます

 

9月のおけいこ可能日

 

 

9月17日(土)、18日(日)
 

 

場所は交通の便が悪くて申し訳ありませんが

 

静岡県静岡市駿河区下川原

会社の会議室を使用します

(最寄りJR安倍川駅まで送迎可能・敷地内駐車可)

※住所の詳細はお申込み後にお知らせします

 

時間は 13:30~17:30(時間内出入り自由)

 

ご都合のつく時間でお越しいただき

ご都合の時間でお帰りになって結構です

4時間フルに居ていただいてもかまいません

 

 

道具はこちらで用意できますので

手ぶらで来ていただいて結構です

道具の押し売りなどはしませんので

安心してくださいね

 

金額は 3,000円/日

 

短時間でも4時間でも一律の金額となりますので

ご承諾の上お申し込みください