子育てしている人のブログを
読んで思い出した

自分に自身がなかった理由の一つに
子供の頃

私の話を信じてもらえなかった

というのがあった


小学生のとき
私は作文や感想文が得意で
ある時、文集向けの作文を書く一人に
選ばれた

先生が必要枚数より
余計に原稿用紙をくれたんだけど
家に帰って母に話すと
「本当に先生が○枚って言った?
じゃ、どうしてこんなにくれるの?
全部書くんじゃないの?」
と問い詰めるような
決めつけるような言い方で
私の言ったことを信じてくれず
持って帰った原稿用紙分
書かされた

学校へ持っていくと
当然だけど先生が
「何で全部書いたの?
先生の話、聞いてた?」
と呆れられた

今から思えば
バカみたいな話だけど
それだけ自己主張ができない子供で
そんな板挟みがいっぱいあった

そんなんでなおさら
信用がなくなるという悪循環

私は私で

どうせお母さんは信じてくれない
どうせ私の言うことは受け入れられない

という拗ねが始まったと思う

いろいろダメな子だったから
母としては心配だったと思う
口も出したくなるよね

今思えば
叱られるのがこわくて
黙っていたり嘘ついたり
それがバレてまた怒られて
そんなくり返しだった


私は
自分の意見や気持ちを
主張できなかっただけで
だめな子でも悪い子でもなかった
母親がそう思ってただけ
母親がそう見てただけ
母親の作った大前提なだけ

それは私には関係ない

そう、関係ない
私は母の大前提を生きなくていい

なんだ
私、だめな子でも悪い子でもない

お母さんの思うような子じゃ
なくてよかったんだ

もう一度
私は私を育てなおそう