またお金の話書いちゃうけど

 

私はビンボーな家に生まれ育ったせいで

若い時はなんだかんだ言いながら

最低限の生活で満足できてた

 

結婚して生活レベルが上がって

貯金もできて

このままいい感じに行くのかなって思っていたら

夫の経営している会社を守るため

スッカラカンになってしまった

 

でね

このお金のないという現象が

なぜ起こったかっていう理由が

ふとわかった気がしたのね

 

 

大事なものは何かを見極めるため

 

 

だった気がするのよ

 

お金がないと余計なことに使えないじゃない?

何に使うかを考えるじゃない?

そこに、自分の考え方が現れるじゃない?

 

 

昔付き合いのあった下請け会社が倒産した時の話

そこの社長は自分や家族を守るために画策して

計画倒産したのね

何も聞かされていない従業員や取引先

うちの会社が支払う買掛金があったんだけど

公的機関がいち早くやってきて差し押さえたりした

 

当時、うちの会社はまだ大丈夫だったけど

万が一、倒産することになっても

その社長みたいな真似はしたくないって思ってた

 

数年後にうちも倒産手前まで行っちゃったんだけど

その社長のことが過るわけよ

きれいごとで済まないこともあるなって

わかるわけよ

その社長のやったことはよくないなって思うけど

その弱さもわかるわけよ

 

弱気な夫を見たのも

その時が初めてだった

 

私は夫を全面的に頼りにしてたから

ものすごく不安になっちゃったけど

代わりに私ができることはしようって

動き始めることができた

頭を下げられない夫の代わりに

あっちっこっちで頭を下げた

 

謝るのが得意でよかったと

この時ほど思えたことはない(笑)

 

 

もしも会社が

私と夫の二人だけだったら

そして

家も親世帯と暮らしてなかったら

あの時、粘らず

会社を潰してしまっていたかもしれない

家も土地も手放してしまったかもしれない

 

もちろん、粘ればうまくいくってものでもないよ

そのまま倒産だったかもしれないけどさ

 

あの時はほんとに怖かったなぁ

今書いていても涙出てくる(笑)

 

今も多少のアップダウンはあるけど

何とかなりそうな気がしてる

あの時学んだことは多い

知っていると安心できることってあるよね

 

税金払えない時は

先に税務署にお願いすると

分納とかにしてくれるとかさ

2回目に行ったらイヤミ言われたけど

こっちもその分、面の皮が厚くなってるし(笑)

 

私はいつの間にか覚悟してたんだな

夫も夫の親も従業員ももっと言えば下請けさんも

守りたいって思ってるんだ

 

私はずっと

自分は責任感が無いって思ってたけど

そうでもなかった

これが責任ってやつじゃないか!

そうか、わかってなかった

けっこうすごい責任感じゃん

なかなかの覚悟のほどじゃん

 

なんか、急に自信ついたな

うん、よかった

わかってよかった

 

 

大丈夫、嵐は去った

新しい冒険の始まりだ

 

なんか、ゲームの予告みたい(笑)

 

イメージは

嵐の海から島にたどり着き

上陸したところ

さ、ここに自分たちの街を創るぞ

ってかんじ

 

 

今日って、なんか出発の日?