青山学院大学総合政策学部、今年1回目の授業実施。
さて、この数字はなんでしょう?
上の
・増えている・・・26
・減っている・・・79
こちらは、
日本茶の消費量は増えていると思うか、減っていると思うか、という質問に対する学生さんの答えです。
そして下のABCDは、
日本茶を
A・・・ペットボトルでのみ飲んでいる
B・・・リーフ(ティーパック含む)でのみ飲んでいる
C・・・どちらも飲んでいる
D・・・自分の意志では飲んでいない
のいずれかで回答してもらったものです。
この数字をどう読み解きましょう?
わたしの生まれた昭和51年あたりから消費量はダウントレンドなのですが、じつは2015年からの3年は微増しています。
日本茶アンバサダー協会を設立したのが2015年。その頃から普及活動をされる方や、日本茶カフェが増え、雑誌やテレビなどメディアで日本茶の特集が頻繁に組まれました。
そういったことが功を奏したのだとすればとても嬉しいことです。
一過性のブームに終わってしまわないよう気を緩めず引き続き取り組んでいかねばです。
学生さんにも「お茶の消費量は増えてるでしょう!」と感じてもらえるくらいにしたいものです。
さて、自分の意志では飲んでいない(お店などで出てきたら飲む程度)の数字が17/105なのをどうとらまえましょう?
近年、お茶飲料も増えていますがそれ以上に炭酸飲料や水の消費量がグイグイ上がっていること、学生さんが卓上に置いているドリンクにかなり水が多いことと、無関係ではなさそうです。
今回の授業では、テキストを書いてから3年ほど経っているので新たなデータを加えて、かつより自分に引き寄せて考えてもらえるよう取り組みました。
また日本茶ということだけでなく、意志をもって消費活動をすることの大切さをテーマとして設定しました。
消費は生産者やメーカーへのメッセージであり、未来を創ることに日々加担しているということ、伝わっていたら嬉しいな〜。
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■日本茶アンバサダー協会
■ENJOY!日本茶 http://www.nihoncha.org/
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