マルシゲ清水製茶さん訪問記、後編です。

美しい茶畑を後にして、世界に1つしかないかぶせ茶カフェへ。

看板犬の茶太郎がお出迎え。

下校途中の子どもたちがナデナデしていきます。
オールウェイズ三丁目の夕日的な光景にホッコリ。

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もともとお住まいだったところをカフェに改造して、蔵にある代々伝わる食器や調度品を置いていらっしゃるのですが、懐かしい温かな気持ちになります。

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楽しみにしていたかぶせ茶セット。

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加奈さんが開発に携わったかぶせ茶が美味しくはいる藤總さんの萬古焼のオリジナル急須。


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この急須、少量のお湯でだしたいときにとっても便利。

左利きの息子さんでも使いやすいように、子どもの小さな手でも使いやすいように、と想いを込められたそうですが、ほんとに使いやすいです。

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旨みがギュッとして、後口が爽やかでまあるいお茶にすっかり幸せ気分♪

20日ほどかぶせているだけあって、ほぼ玉露ですね。

加奈さんの幼馴染の堤智春さんが「万次郎」ブランドで繰り出す推定世界一お茶の濃度が高いお菓子も堪能。

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小麦粉を使わずにほうじ茶パウダーのみ使用した(てことはグルテンフリー!)ガレットショコラ。
濃厚で後口がサラッとしていて、日本茶が飲みたくなるケーキ!

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とんでもなく大量のかぶせ茶が投入されたかぶせ茶ボーロ。

目を閉じて食べたらお茶の味も香りも感じられない色だけお茶色のお菓子が多い中、これはグッときます。

売らんかなではなく、お茶が大好きな女の子2人がお茶を使ったほんとに美味しいお菓子を作ろうとワイワイ取り組んだ様子が目に浮かぶようです。

大人気なのもうなずけます。

そして、加奈さんのおばさまが作っているあられに四煎目をかけていただきます。

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この食べ方は初めてでしたが、美味しくてびっくり。

たまり醤油がしみたあられの塩気とかぶせ茶がマッチ。

トドメは茶殻のおひたし。

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柔らかくてほんのり苦くて甘くって、、、春をいただいているようです。

ふだん、玉露から深蒸し茶まで茶殻をムシャムシャ食べているのですが、これは格別美味しかったです!

話は尽きずすっかり長居してしまいましたが東京に戻る時間が、、、
ということで、カフェの道路挟んでお向かいの茶畑へ。

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こちらでは個性的な品種のお茶を育てています。

さえあかりに、そうふうに、話題のサンルージュ!

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肥料まきから戻ってらしたお父さまのおててにおさまっているのはサンルージュの芽。

こちらでは茶摘み体験もさせていただけます。

そろそろ時間が、、、
ということで、学校からちょうど帰ってきたお嬢ちゃんに記念撮影のシャッターをおしてもらいました。

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会った瞬間から2人で言っていたのですが、初めて会った気がしないのです。

お父さまも、前にお会いしてませんか?と仰っていたのですが、これまた初めてお会いした気がしない。。

お茶のこと、茶業を営むということ、お茶の楽しさを伝えたい想い、短い時間でしたがたくさんたくさんお話ししました。

ここでは伝えきれないこともたくさん。。

その地に足を運び顔を合わせなくては得ることのできないもので、かけがえのないわたしの財産です。

しっかりと心に刻んで、わたしの使命である「伝える」というフィールドで活かしてまいります。

加奈さん、貴重なお時間をさいてくださってありがとうございました。


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