みなさんこんにちは。孤独ソロキャンパーです。
 
今回は一人になれそうなキャンプ場を求めて、長野県南相木村にある標高1,400mの「立原高原キャンプ場」の森林サイトを訪問!キャンプ場予約サイトのなっぷで1ヶ月前に予約した際は、この森林サイトの予約は私のみ!土曜日~日曜日の訪問だから、この先埋まる可能性もあるな~と思ってその当日を迎えるのであった。
 
そのキャンプ当日、10/14(土)埼玉の我が家を出発。圏央道白岡菖蒲I.C.まで下道を走り、川島I.C.で降りまた下道を走り、関越道東松山I.C.からまた高速に乗り、上信越道下仁田I.C.で降りて国道254号線で長野県佐久市へ。そして中部横断道佐久南I.C.から八千穂高原I.C.(無料区間)を経て、国道141号線で南下し、川上村に入るという、壮大かつ節約ルートで向かうのであった(意味不明でしょうから下のルートMAPも参照)。
 
川上村に立ち寄ったのは少し買い出しするためで、「ナナーズ川上店」で仕入れを行い馬越峠を超え南相木村に入るのであった。しかしこのルートをたどると、一回目的地のキャンプ場をスルーして南相木村の中心部まで言ってから、ヤマザキショップでチェックイン(この店がチェックイン業務を行っている)をしなければならなかった。ならば小海のナナーズに立ち寄ったほうが近かったな(汗)、と後に後悔するのであった。
 

※黒いラインが私の訪問ルート ※イメージ図であり、距離感、方角などはおおよそのイメージ図となります。

 

 

 

実はこのキャンプ場は学生の頃に訪れたことがある。当時はコテージを利用し4人でBBQしたりと過ごしていた。その頃はキャンプをやっていなかったので、自然を楽しむ目的よりも調理と観光を楽しむ拠点としてしか考えていなかった。だから正直ほぼ記憶がない(BBQや観光で行った場所は覚えているが)。なので初めての訪問のようなものだ!

 

 

 

 

 

チェックイン時に支払い(1,100円!)をすると、温泉施設(キャンプ場とヤマザキショップの間にある)、またはこの店で使える500円分のクーポンをくれるという。お風呂は行きたいが、ちょっと遅くなってしまい行けなそうだったので、この店のクーポンを選択しお酒とおつまみを購入した(キャンプ利用料実質600円に!)。

 

 

 

無事ヤマザキショップでチェックインをして目的地のキャンプ場に舞い戻る(片道10分くらいかな?)。もうチェックインは済んでいるので、ヤマザキショップで説明を受けた通りのルートでサイト近くの駐車場にクルマを停める。駐車場前はオートキャンプサイトBがあり、一組がオートキャンプを楽しんでいた(ここは木々のないサイト)。
 

ここからは人力でサイトまで荷物を運ぶ。孤独ソロキャンパー(私)は見下されるのがイヤなので、一番奥の110番サイトを予約。15あるサイトの一番上にあるサイトだ。今回は軽量化をそこまで進められてはいなかったが、ミステリーランチのメットカーフ(71L)に詰め込んで、ソフトクーラーBOXと焚き火台などの入ったトートバッグ、そして持参の薪(保険)を運び入れたのであった薪は後で運んだので、一回で持っていくことができた。
右手がBサイト、左手は私の目指す林間サイト。これより奥にある炊事棟手前から山に入ったほうが近いので、この砂利道を少し歩く。
 
こちらが林間サイト110番である!奥は木々に覆われているものの、結構周辺の木は切られており、思ったよりも明るいサイトだ。東側の101~108番のサイトの方が木々に覆われた鬱蒼とした雰囲気であった。
 
↓こちらがキャンプ場全体のMAP(だいたい)
 
 
110番サイトから見下ろしたところ。青い杭が刺さっているところは113番サイトかな?109から113番サイトは木々がなく丸見えのエリアとなっている。このあと人が来るだろうから、108番あたりのジャングルサイトにすればよかったかな~?。
 
早速設営を開始することに・・・が!!!なんとタープ用のロープを持って来るのを忘れてしまった!これは・・・ピ~ンチ!というのも、今日は夜から雨予報なのである!タープがないのは厳しいほどに雨がふる予報だ。・・・今から(15:00くらい)買いに行くか?小海には小さなホームセンターがあったが・・・それでも往復で一時間以上は軽くかかるな(汗)。
 
 
 
と買いに行く事を諦め、あるもので対処をすることに。まず取り出したのはタープに付属していたロープ。これは短い上に2本しかないので、つなぎ合わせ1本としてメインのポール片方に使うことに。しかしここからが問題だ。もう片方のメインのポールと、前面左右のポールに2本、そして後方に2本必要。ここでひらめいたのは・・・。
 
麻ひもである!これは着火用に持っていたもの、束ごと持ってきていたのでそれなりの長さはある(助かった!)。耐久性は不明だがこれでなんとかするしか無い!雨で重くなった時に耐えられるか心配は残るものの、無事麻ひもでタープを設営することができた!
 
そしてテントを中に設営し完了(テントはテントと一緒にロープを入れて保管していたので問題なし)。その設営後の姿が上の画像だ。片付ける余裕がなくあまりきれいな画像では無いけど(汗)。麻ひもが明るく、そして毛羽立って自己アピールをしている(笑)!予想以上に麻ひもは強く、なんの問題も無さそうだ(自在金具がないのでペグ打ちで強度を調整)・・・良かった〜!
 
設営していると、男性が一人林間サイトへ。直ぐ側のサイトを見ているのでソロキャンプかな?なぜこんな空いているのにこんなそばに来るのだろう?・・・と思っていたら、キャンプ場の人であった!「今日は独り占めでいいですね!」と声をかけてくれる!「それ狙いできました!」と返事・・・やったー!今日は誰も来ないらしい!
 
この後トイレの帰り道にキャンプ場内を散策しているソロキャンパーにも遭遇、この方はオートキャンプサイトAを利用しているようで、他のサイトが気になり見に来た様子。「あのグリーンのテントの方ですか?」と声をかけられ「他に人がいなくて最高ですよ!」と返事をした。サイトへは山を登らなければならないので、下から眺めただけのようで助かった、あまり近寄られると麻ひもがバレるので(汗)!
 
一段落したところで火を起こすことに。周辺で集めた木々と白樺の皮。ちょっと湿っておりこれだけでは厳しい感じであったので、予備に持参した購入薪(宮田高原オートキャンプ場で購入したあまり)も使うことに。
 
こちらは着火用の麻ひも(笑)!白樺の皮を添えて火を起こす。ちょっと湿っているので火打ち石ではなくファイヤースターターをセレクト。
 
無事にファイヤーしました!やはり白樺の皮はよく燃えるな~。ロープ事件で色々と時間がかかってしまった、今日の夕食は少し手がかかるので早く取り掛からなければ!
 
それでは今晩の宴の準備を。今晩のメインは『おでん』である!パックのおでんを温めるのではなく、イチから作るのである!ナナーズで購入した大根をカットするところからやるので、あまり時間がなかったのだ。
 
カットした大根を水で下茹でしつつ、ゆで卵を作る。大根は下茹ですることで柔らかく味のシミが良くなるのだ(らしい)。
 
あたりはすでに暗くなり始める。これはロープ買いに出ていたら、帰宅時は真っ暗だったかも。私の好きなディープブルーの空を楽しむことができた!
 
おでんができるまでの間はナナーズで購入した信州牛をいただくことに。信州の風土が育てた和牛の逸品!しかし、1パックで700円弱と優しいお値段!本来はサイコロステーキ用なのかな?にしては一カットが大きめ!
 
熾火でじっくり炙って行きまーす!ちなみに串は薪を削って作ったもの。味付けはシンプルに塩のみで信州の風土が育てた逸品を味わうのであった!
 
(後半へ続く)