みなさんこんにちは。孤独ソロキャンパーです。
 
今回ご紹介するキャンプ場は、まさに孤独になれるキャンプ場!山奥にぽつんと一人きり、そんな場所を見つけてしまったのだ!それが埼玉県長瀞町にある「ナガトロキャンプベース」だ。このキャンプ場はExCAMPのサイトで見つけたもので、まだ比較的新しいキャンプ場だ。ここはプライベートキャンプ場なので、私一人貸し切りの世界になるのだ。
 
プライベートキャンプ場といえば、これまで群馬県長野原町にある「プライベートキャンプサイト軽井沢」と、同じく群馬県の渋川市にある「川と森野営地」に訪問したことがある。ならば今までだってひとりきりじゃないか???と思う人がいるだろうが、その孤独のレベルが違うのである!
 

 

 

 

 

 
プライベートキャンプサイト軽井沢は別荘地の中にあり、キャンプしているのが私だけ・・・まわりには別荘で過ごす人やペンションに泊まっている人がいたりと、人の気配を感じる孤独な場所であった。もう一つの川と森野営地はかなり一人きり感があったが、近くに畑があって作業している人がいたり、野球場があってそこの利用者がクルマで通ったり、かつ民家が見えたりと少し生活臭が漂っていた。
 
しかし、今回の場所は、どう見ても山の中に一人きりのようだ。ExCAMPのサイトではどこなのかはっきりと分からずだいたいこの辺?といった情報しかないが、そのだいたいで指している円の場所は雨乞山という山の麓あたり。そこらへんをGoogleMAPで見ても森しか無い・・・。しかも道路から入ってすぐではない様子。色々調べてわかったことは、楽天トラベルで出てきた画像の感じから、入り口にはドラム缶が置いてあり雨乞山が見える場所であるということ。該当する場所をGoogleMAPでさがしていると、ようやくそれらしきドラム缶を見つけることができ、おおよその位置を推定することができた。しかし、具体的な情報は分からずじまい・・・これは訪問がたのしみだ!
 

 

 

 

 

 

 

キャンプ当日、チェックイン場所として指定された場所の「アメミヤ興業」という会社に向かう。クルマでその場所に行くが、キャンプらしさのかけらもない(汗)。本当にここなのか?と思っていたら、扉に「キャンプ受付」と張り紙が!恐る恐る中に入ると、予約は私一人のためスグに分かってもらい、無事チェックインすることができた。キャンプ場まで軽トラで先導してもらい、見覚えのあるドラム缶のところへ。
 

このドラム缶が入り口の目印であり、チェーンで部外者が入れないようにしてある(南京錠つき)。「鍵の番号は何番にしますか?」というので、指定の番号を伝える。私が利用している間は管理人さんと私しか中に入れないようになるのだ。これはむき出しのキャンプ場と比べるととても安心である。川と森野営地は私一人であったが、柵も鍵もなく誰でも立ち入れる環境だったので、これは安心度が高い!
 
チェーンの中を進む。100m弱の砂利道を進んでいく。その間は鬱蒼とした森が続く。
 
その森の道を抜けると、急に木々のない開けた場所に!これは、思っていたよりも広く明るい場所だ!鬱蒼とした森の中キャンプをイメージしていたので、予想外の青空サイトにビックリする。
 
反対側はこんな感じ。テントなら3~4個は軽く設置できるくらいの広さがある!こんな広いスペースを貸し切れるとは!!!ちなみに奥にある木々は使っていいとのこと。
 
この奥は林間になっているがどちらかと言うと駐車スペースのようだ。「この中にクルマ入れる際は、スタッキングする可能性があるので注意してください」と管理人さん。まあ、これだけ広く一人で使うのなら、わざわざここにクルマを入れる必要はないかな(笑)!
 
管理人さんが帰り一人きりに。視界に家はおろか、人工物さえ見えない!完全に山の中に一人という環境だ!ちなみに目の前に見える山が雨乞山の裾部分で、左奥の方に山頂があるのだ。今回この雨乞山に登ってみようと思っている。調べたらこのキャンプ場の入り口手前100m位の場所に、登山ルートの入口があるようだ。明日7時位に出発すれば、8時半くらいには山頂に到着できそうだ。そこで朝食にして、10時前くらいに戻り帰宅する・・・そんな構想である。ちなみに雨乞山の山頂はパラグライダーの発着地になっているそうで、とても見晴らしが良いとのこと。これは楽しみだ!
 
 
 
 
早速テントを設営。今回は雨予報があるのでタープをしっかりと張ることに。ちなみにここはクルマでサイト内に入れる場所なので、久々に少し大きめのテント(私の中では)である「ザ・ノースフェイス エバカーゴ2」である!エバカーゴ2は前室もあるし天井がドームになっているので広さがあり、同じ底面の広さである私のもう一つのソロ用テント「プロモンテ VB-200」に比べとても広く感じる(VB-200はバップテントなので、三角屋根で天井の圧迫感があり狭く感じる)。
 

 

 

 

 

 
こちらが後ろから見たところ。う~ん、山がよく見える!今日はこの山を見ながら楽しい宴をするのだ!・・・と思い焚き火の準備をするが・・・あれ、焚き火台が・・・無い???・・・またやらかしてしまった!今日の忘れ物、焚き火台(ピコグリル)と焚き火シートである!さて、このピンチをどう乗り切るか?ワクワクしてきたぞ~(笑)!
しかしこれだけは手元にあるものでどうにもならず(直火は禁止)、近くのホームセンター「カインズ寄居店」に買い出しに行くことに。現在時刻は16時を過ぎている・・・近くと言っても片道10km以上あり、往復には1時間以上はかかりそうだ(汗)!
 

 

 

 

 

そして購入したものがコチラ。焚き火シートと網、そして火力調整できる網、そしてアルミプレートである!焚き火シートはわかるけど・・・これでどうするの???・・・実は最初安い焚き火台を買おうと思っていた。しかしカインズで見てみると、一番安いものでも4,000円以上のお値段が(汗)。別に欲しくもない焚き火台に4,000円以上の出費はきついな~(汗)、と思っていた時にひらめいたのである!
 
まず焚き火シートは前から少し欲しかったBUNDOKの黒い焚き火シートを購入することに。その上に足のある網(火力調整できる網/本来は薪や炭の上に置くもの)を置き、その上にアルミのプレートを置けば・・・焚き火台になるのではないか!?というものである。そしてその上にBBQ網を置けば調理ができるであろうと。この策、うまくいくであろうか?
 
コチラが焚き火シートの上に足のある網、そしてその上にアルミプレートを置いたところ。なんとなくそれっぽくは見えるが・・・焚き火台なら空気が通らないと火が消えてしまう、と思い、アルミプレートに改造を施すことに。
 
それがコチラ。ナイフで数か所に穴を開けたのだ!これで空気は通るはず!早速・・・ファイヤ~!!!
 
と、無事火が着きました!耐久性はわからないけど、とりあえずは問題なさそう(よかった~!)。焚き火シートは欲しかったのでいいとして、他のものは合わせても1,000円足らず!しかも網は繰り返し使えるし、いいんじゃない~!!!
 
無事焚き火がどうにかなったところで夕食の準備を。今回の夕食はジンギスカンである!こちら、「遠山のジンギス」、長野県飯田市の遠山郷にある「スズキヤ」で販売している長野の隠れた銘品!昔しらびそ高原にあるホテル『天の川』で星空の撮影の仕事をした際にこのエリアに訪れることがあり、この遠山のジンギスを知ったのであった!今回のものは夏に宮田高原キャンプ場に行った際にAコープで見つけたものを凍らせておいたモノだ。
 

 

 

 

ちなみにこのしらびそ高原天の川にはキャンプ場もある!星空を満喫できる標高1,800m超の場所だ!

 
それでは早速間に合せの焚き火台でたっぷり野菜を焼いていきます!焚き火台は予想以上に性能がよく、とても良く燃えた!燃えすぎて・・・これ直火焼きじゃない???というジンギスカンになった(汗)!薪と網の距離が近くてこうなってしまった・・・網の高さを出す工夫が必要であった!
 
そしてもう一品が・・・おでんである!前回も食べたじゃないか~!と思うでしょうが、今回は自宅で自分で作った物のあまりを持ってきたので手間はかかっていない。温めるだけである!
 
(後半へ続く)