さて、南アルプス三景園オートキャンプ場の後半です。
日がすっかりと沈んでしまい、暗くなってきた!そんなところで今宵の宴をスタートすることに。

まずはじめの乾杯には、地酒の「七賢」のスパークリング、山ノ霞をチョイス(スーパーおの購入)。
ほんのりとした甘みと心地よい発泡で飲みやすい!
 
こちらが今宵のメインディッシュ!中華鍋焚き火台に燕三条製の五徳をのせ、その上にOIGENのダッチオーブンを載せている状態。それぞれ別メーカー(中華鍋とフラワースタンドにいたっては違う目的)にもかかわらず、ジャストフィット!まさにこのダッチオーブンのためにあるかのごとくのシンデレラフィットであった!
メインディッシュはこちら!でで~んとおでん!ワタシが述べ4日間、4度の火入れを行い仕込んだおでんです!!!関西風のあっさり目のダシに、大根・たまご・たこ・厚揚げ・こんにゃく・結びしらたき・牛すじ・手羽先・ちくわぶ・えびつみれ・こんぶ・ちくわなどを投入!
 
実はサラダの準備もしていたのだけど、あまりの寒さに冷たいものは食べたくなくなってしまい、おでんのみの食事に。でもかなりの量を仕込んでいたので、おでんだけでも食べきれないほど楽しむことができた!寒い中で食べるおでんは、格別ですな~
気になって気温を見たらなんと3℃(汗)。そりゃさむいわな~。と、おでんをたくさん堪能しつつ夜はふけ、就寝するのであったZZZ。
 
翌朝、D-4サイトからの甲斐駒ヶ岳!朝日が当たりとてもキレイ!山はだいぶ紅葉が進んでいるな~。
 
昨晩はソロでも活躍中のコールマンのエアマット&ナンガオーロラテックス900で就寝。これプラスハクキンカイロで、身体自体は温かかったものの、肩が寒くて夜起きてしまった。肩口を防寒するブランケットかなにかほしい・・・。あとハクキンカイロは寝袋の中で使うと・・・臭くて気持ち悪くなりそう(汗)。
↑ちなみにこちらは今回初登場のオレゴニアンキャンパーのゴミ箱。袋をいくつかセットできて、ごみの分別ができて便利!
 
早速火を起こして朝食準備ですよ~!今日のメニューは、山梨きたら当然食べたくなるあったかメニュー!
 
そう、ほうとうです!こちらもスーパーおので調達!ちなみにワタシの母は山梨県出身で、祖母共々ワタシによく本場のほうとうを振る舞ってくれたものだ。個人的にはかぼちゃがどろっと溶けたくらいに煮込まれたものが好きだけど、お店だとあまり煮込んでいないものが多い。自分で作るなら、麺もしっかり煮込んでドロッとさせたほうとうが食べたい!
 
熱くて曇ってうまく撮れないな(汗)。
 
 
ほうとうを堪能するともう9時過ぎ(汗)。急いで撤収!今日は金精軒に寄ってから12:10~のサントリー白州工場南アルプス天然水工場見学ツアーを予約しているのだ!
 
そしてやってきた金精軒!ものすごいお客さんの数!
そして天然水のできるまでを学ぶのであった。ホントはウイスキー工場を見学したかったけど、予約取れず(涙)!
そして帰り道には、やはりこのエリアの名物、武川米をコダワリのお店で購入(HPなし)し、帰路につくのであった(帰りもすごい渋滞でした~(汗))!
 
 
さてさて、今回のリポートはここまで。それでは、今回の南アルプス三景園オートキャンプ場の個人的評価をして終わりま~す。

 

■メリット

とにかくキャンプ場が美しい!石を積んだまるで公園のようなサイトが点在!木々もとても美しい落葉樹がメインで、あと1週間もすれば抜群の紅葉に包まれながらキャンプを楽しめたであろう(それでもちらほら紅葉していてきれいでしたよ)。サイトも細かな砂と土が混じったような地面で平らに整地されていてとても居心地が良い。私達が使ったD-4サイトは川沿いの中では狭い方であったと思うが、クルマを入り口の坂に止めれば横幅10M以上×5Mくらいの広さがあり、ノルディスクのアルフェイム12.6とカーリダイヤモンド20(今回は使用しなかったけど)を張っても十分な広さ!そして目の前には甲斐駒ヶ岳がど~ん!少し歩けば大武川に降りられ、南アルプスの山々や八ヶ岳も見ることができる。そして美しい川の水を愛でる事ができる(秋なので泳がないけど)。

 

こんな美しいサイトな上に隣のサイトとは2Mぐらいの間隔があり、更に樹木や石で遮られているので、ある程度のプライベート間も確保できる。管理人のお母さんも明るく元気で、楽しい時間を演出してくれる。なんと帰りにはお母さんのお見送りまであった!ファミリーや少人数でしっとり楽しみたいキャンパーには最適なキャンプ場と言える。

 

近くには地元の人に愛されているスーパーおのがあり、おみやげではない本当の地元の人が食するものが安価で売られているのもうれしい。帰り道に立ち寄ったお米やさんも熱心にコダワリのお米を説明してくれて(しかもお土産にコダワリりんごもくれた)、とても良いお土産を買うことができたのも嬉しかった!

山梨の大自然と人の良さを満喫できる素晴らしいキャンプ場と周辺の街である!

 

■デメリット

とても良いキャンプ場で手入れがきっちりされていることもあるのか、価格設定は高め。私達は2名で利用し6,000円程度+アーリーチェックインで合計8,500円程度であった。なかなかのお値段である(汗)。4名くらいのファミリーかグループ利用でちょど良い感じのコストではある。ソロでは・・・お大尽キャンプ場になってしまう!

 

あと眼の前の大武川はとてもキレイな水だけど、防災対策なのか川が人工的に手入れをされまくっていて少し残念であった。地域の皆さんの安全のためには仕方ないことなんだろうけどね。

 

最後にコレはデメリットではないけど、私が利用した日は1/3くらいしか埋まっていなかった。だけどみんな川沿いを中心に使用していたので、これならプライベート間抜群の川沿いではないサイトでも良かったなとも思った。お母さんの超おすすめで川沿いをセレクトしたけど。今回はソロではなかったので川沿いで楽しめたけど、ソロだったら確実に人気の無い方に移動していただろうな~。

 

しかしデメリットとして上記をあげたものの、ソロではない限り素晴らしいキャンプ場であることは間違い無しです!

 

■個人的反省点

今回は焚き火台をリニューアルしての挑戦。前に使っていたハンドメイドの鉄の焚き火台↓は見た目と収納のコンパクトさはとても良かったけど、とにかく重かった!!!

 

 

ので、先述とおり中華鍋&フラワースタンドにチェンジしたけど、見た目と重さは問題なし!少しかさばるようにはなったけど、扱いやすさもありしばらくはこの焚き火台で頑張れそう!

 

今回改善したくなったのはテーブル。アイアンレッグにテーブルの板を刺すタイプのだけど、やはりアイアンは重い!そしてセッティングもしにくいので、こちらは改良をしようかと思う。テーブル板は問題ないので、足を折りたたみ式のものにしたり、テーブル板を蝶番にしたりと、DIYで改善を試みようかと思います!

 

あとハクキンカイロ。コンパクトで温かくとても良いのだけれど、就寝時の寝袋の中で湯たんぽのように使うにはベンジンの匂いがきつい!灯油やガソリンのような匂いに気分が悪くなってしまう(汗)。湯たんぽもいいけど、雪中キャンプを楽しみたい変態ソロキャンパーにはもっと強力なあったか対策グッズがほしい・・・。思い浮かぶのは一つだけ、豆炭アンカかな~(実は所有しているけどデカすぎて使っていない)。

 

 

 

 

 

 

と、今回の南アルプス三景園オートキャンプ場のリポートはコレまで。次回は11月上旬にソロキャンプで栃木のキャンプ場を訪問予定!こちらもお楽しみに~!